第99話『日常に生み出されるコト』



「価値を生み出す考え方は、日常でも同じなんですね!」

「おっ!よく気付かれましたね」

「仕事においてさんざん価値視点で考えてきたのですが、日常を振り返ると何気なくやっていることが沢山あるので・・・これってもったいないことですよね。」

「そうですね。日常においては自分自身の価値を高めることにつながるし、自分自身の人間力も高めるものになると私も実感しています。」


 仕事の場面でも、日常の人生においても自らが価値を提供していくという視点は変わりません。

 これを普段の日常から当たり前のように考えて実践していくことで、価値視点の思考習慣と自分なりの累積経験が高まっていきます。

 やることは真似されても、頭の中にある価値視点の考え方と提供する価値は同業他社には見えないので簡単に真似されるようなことが起こりません。

 ましてや、目指すものが無い中でやることだけ真似しても、的の無い状態で弓を放つのと同じです。


 どんなコトを生み出すために、何をやるのか?


 単純で当たり前の質問ですが、日常からこの質問と思考を習慣化しなければ、いきなり考えてもそれなりのものしか生み出されません。

 躾(しつけ)というものは、先人の深い知恵からカタチになっていったもので、このカタチをまずはしっかり行うことで自然と好ましいコトを生み出していきます。

 挨拶する・物を大切に扱う・使ったら片付ける・掃除は毎日決め事として行う・いただきます・ごちそうさま・立腰の姿勢・靴は常に揃える・・・・・・

 いろいろありますが、これらの行動から生み出されるコトがあります。


 カタチを学んで実践することと同時に、どんなコトが生み出されるのかを確認する段階が大切です。


 何をやると何が生み出されるのか?


 この確認によって、さまざまな価値をどのようにして生み出すかというのも累積して蓄えられていきます。


 売上や業績を上げるために、いきなり『やること』の議論を始めるケースが多いのですが、どんなコトによって売上や業績を上げていくのか?という提供価値から議論を始めないと、的が無いのに弓の放ち方を議論するようなものです。

 このようなことにならないよう、日常から価値視点で考えて実践することで自らの思考習慣を価値から考えるものにしていく必要があります。

 当たり前の凡事というものが、どれだけ多くの価値を生み出しているか気づけると思います。

 これが続くことで、凡事が非凡レベルになっていきます。


『顧客体験価値』創造戦略が、読むうちに自然と身につくコト生みコラムをメールにて配信しております。(毎週火曜日更新)

 メールアドレスをご登録頂きますと、毎週火曜日の更新時にお知らせメールが届きます。
※ 不定期では御座いますが、ビジネスのヒントになる当社のご案内もお届けしております。