第8話【コト生みコラム】『いろいろ体験して・・・』


今回の“コト生み”は、人材育成に関するものです。

やったことから結果が生み出される。
ごくごく当たり前のことです。

そして、『やっていない』ことでも、結果が生み出される。
これも当たり前です。

挨拶をしないということでも、しないなりの結果が生み出されます。

子供の頃、夏休みや冬休みになると、「よし、宿題を早く終わらせよう!」と意気込むのですが、ついつい先延ばしにしてしまう。そして、やっていないことで生み出されている結果に、辛く苦しい体験をしました。

そう!宿題が終わっていない!!
私の子供たちも同じことを体験しています。

親としては、こうなることが自分の体験から分かっているので、事前に口うるさく言いたくなるものですが、よくある会話の通り、「一度痛い目に合わないとわからない」ということで、体験させています。

自分がやらない選択をした結果、どうなるのか?
これを知って欲しいからです。

これは、会社でも同じです。

やることによって得られる結果もあれば、やらないことによって自然と起こる結果もあります。

職場のルールはどうして守るのか?

守られない組織も多いのではないでしょうか?
守られない結果、社内にどんなコトが生み出されているのか?

会社がお客様へ好ましいコトを生み出せば、より良い方向へ進みます。

働く人も同様で、自分を通じてより良いコトを生み出せば、必要とされる存在になります。

決められたことをやらずに、自分が生み出している結果を省みず、「あいつだってやていない」などと。

まあ、このようなことも自ら実際に体験しないと、人はなかなか学べないのかもしれませんが。

ここまでひどくなくて、私はやらない結果を体験させます。

もちろん、事前に自らの意思は確認して、自らの意志でやると決めて頂きますが。

宿題を先延ばしにすれば、どうなるのか?
しっかりと体験してもらっています。

そして、「自分が選んだことだよね」と、自己責任で考えられるように自省を施します。

人によっては、自分がやっていないのに・・・「宿題が多すぎるんだよ!」と他者責任する人もいるのでは?

日常から、“コト生み”は自然と起こっています。

自らの行動が、好ましいコト生みになっているかを、毎日振り返ることも大切です。

会社では、決められたことをやらなかった結果を、チェックする機能が重要になります。
これは、決められたことをやった場合も同じです。

そこから改善と向上が始まるから。

新しい『和』を生み出すことで、進歩発展していきます。

これが、マイナスの調和になっていれば、どんどん組織は衰退していきます。

自らを通じて、好ましいコトを生み出しているか?
人材が好ましいコトを生み出す教育や仕組みがあるか?

コト生みは身近なことです。


『顧客体験価値』創造戦略(コト生み戦略)は、業績向上の視点だけでなく、人材育成も同じ考え方で実施できるものです。