第46話『コト生み思考』



良い人材・優秀な人材という言葉は、とても漠然としてます。

「良い人材が集まらない」という話が出た時は、

「良い人材ってどんな人材ですか?」という質問をします。

別に意地悪をするつもりはなく、単純に相手が考える良い人材とは?を聞きたいからですが、この質問に明確な答えがある人は少ないようです。
(明確に答えられないから、私が意地悪質問をしている雰囲気になったりしますが)

逆に、明確に自分なりの答えがある人は、それが良い悪いは関係なく、それを実現するためのことをやっているようです。

当たり前のように使っている言葉を、一度立ち止まって考えてみることも大切です。

当たり前のように使っていても、自分の中で明確になっていないことも沢山あります。(私も日々自省の繰り返しです)


ちなみに、私の中での『良い人材・優秀な人材』は、

“自らを通じて、好ましいコトを生み出す人材”

です。

細かいことを上げればキリがないのですが、ポイントとしては新しい調和を生み出すために好ましいコトを生み出す人材です。

お客様に好ましい価値という体験を生み出すには(顧客体験価値)、日常からこのような思考をしている必要があります。

・組織に好ましいコトを生み出す。

・問題を解決して新たなコトを生み出す。

・明るい職場環境というコトを生み出す。

・社会に秩序というコトを生み出す。

・よい家庭環境というコトを生み出す。

・・・・・・


いろいろありますが、日常の思考から『自分の発言・行動・態度・・・によって、どんなコトが生み出されるか』というものが無ければ、仕事でいきなりコト生みすることはできません。

自分中心だと、平気で無神経な発言をしたり、自分勝手な言い分を並べ立てます。

遅刻する人は、遅刻によって生み出される組織への影響を深く考えたことがあるか?

身だしなみを指摘されて言い訳する人は、その影響を考えたことがあるか?

赤信号を渡る人は、それを見ていた子供への影響を考えたことがあるか?


企業はお客様へのお役立ちによって成り立っています。

お客様へどんなコトを生み出すか?というコト生み思考。

教育はどこへ通じているのかという根本を見失ってはいけません。


教育の基本?

己を修めて、全体に広げる治めることで(修己治人)、自分が見本を見せることが大事です。


『顧客体験価値』創造戦略(コト生み戦略)は、業績向上の視点だけでなく、人材育成も同じ考え方で実施できるものです。