第39話『耐久性スマートフォン』



京セラのスマートフォン『トルク』が米国で売れているようです。

このスマホは、建設業や運送業など、過酷な現場で働く人たちにとって、耐衝撃性・防水性・防塵性が高いので人気があるようです。

特化した市場に売上のボリュームがあれば、その市場に合った商品を開発して提供する。

当たり前のようなことですが、当たり前とも言い切れない部分もあります。


日本市場ではなく、アメリカ市場で販売したのは、当然ですが売りやすい地域を分析して選定したこともありますが、日本の携帯各社の戦略によって、日本市場での販売が難しいかったとも判断できます。

(この辺は、私の仮説なのでなんとも言えませんが)

一通りスマホが浸透すれば、次の段階は使用するユーザーのウォンツ対応商品に移行します。

このウォンツ対応というのは、お客様が認識している以上のものを提供しないと魅力が生まれません。

聞き取りやアンケート・ヒヤリングでは不の解消くらいしかでてきません。(聞き取りは無駄なことではありません)


この商品は、お客様にとって『どんな価値ある体験を提供するものなのか』という、顧客体験価値を創造するコト視点とコト発想からスタートする必要があります。

京セラ『トルク』によって、お客様はどのような価値ある体験を手に入れたのか?

新規開拓の際は、その価値ある体験をどのように伝えるか?

商品・サービス開発、商品・サービス販売のヒントになる事例でした。


『顧客体験価値』創造戦略(コト生み戦略)は、業績向上の視点だけでなく、人材育成も同じ考え方で実施できるものです。