第38話『リーダーのコト生み』



『顧客体験価値(コト)』を創造(生み)する戦略では、同時に利他の心も養います。

この利他の心というのは、孔子の説く『仁(じん)』につながっています。


お客様にどのような価値ある体験を提供するか?(コト生み)というものは、自己に置き換えれば、自己を通じて周囲にどのようなコトを生み出すか?です。

リーダーに欠かせない姿勢の一つに『指揮官先頭』というものがあります。

これは、指揮官(リーダー)の取組む姿勢のことです。

『風儀は上より起る』という言葉があり、組織の風土や行いは、上の人が基準になって組織に広がっていきます。

組織にどんなコトが生み出されるかは、リーダーの姿勢が生み出すコトです。


普段から明るい人の周囲には、明るいコトが生み出される。

文句ばかり言う人の周りには、同じような人とコトが生み出される。


好ましい結果というコトが生み出せない組織は、他者責任で自己保身の行動しないコトを生み出している。

いずれも、自分の行いによって、自分自身のコト生みや、周囲への影響というコト生みが、良くも悪くも生み出されます。


さて、『顧客体験価値(コト)』を創造(生み)する戦略では、同時に利他の心も養う。

と、初めに書きましたが、お客様に対して好ましい価値ある体験にフォーカスする習慣が身につけば、自分の行動でも同じ視点になっていきます。

相手や環境への影響です。これが思いやりの心になっていきます。

そうすると、自然と主体性や自分を律することにも広がっていきます。

今の自分の姿勢は、どのようなコトを生み出し、影響しているか?

周囲の環境を見れば、そこに改めるヒントが隠れています。


『顧客体験価値』創造戦略(コト生み戦略)は、業績向上の視点だけでなく、人材育成も同じ考え方で実施できるものです。