第36話『売れる勢いが変わる』



商品のパッケージなどは、売り上げに直結するものです。

商品によって、売れるパッケージの方法はいろいろあるようです。

ただ、別の商品で売れる可能性を高める“再現性”をノウハウとして持っていないと、たまたまになってしまいます。


「パッケージをこのように変えたら売れた」

という場合の再現性のポイントどこにあるのか。


パッケージを変えたり、表現を変えた時に、

お客様の中で『どのような体験が生まれたのか?(コト生みされたのか)』という視点が重要です。

その商品で、お客様がしたいことは?

というニーズではなく、『こんなこともできるんだ!』という頭の中で新たな価値ある体験『顧客体験価値』を生み出せるかです。

これが再現性のノウハウになります。

これには5つの視点があります。

五感への刺激・感情への刺激・知識への刺激・人生への刺激・関係性への刺激。

これが悪い刺激になっていると、好ましくない顧客体験価値(コト)を創造(生み)していることになります。

相変わらず、残念なことですが、接客の悪い居酒屋さんはあります。

電話応対でも、早口や声が遠い状態で何を言っているかわからない時もあります。


『顧客体験価値』創造戦略というのは、日本人の感性に合っています。(誰でもやれる視点ですが、普段からの思考習慣になっていないだけ)

教わらなくても、ある程度のおもてなしは誰でもやれます。

相手にどんな体験をしてほしいかを考える基礎があるからです。

基礎があるから、相手に求める気持ちも消費者として持っています。


提供される側も、『大切にされたい』という欲求があります。
海外の方が日本に来て『もてなされる』という感覚を体験すれば喜んでいただけます。
日本には提供することができる感性があり、提供される人のレベルも高いから、さらにより良くしていく。

進歩発展の努力は、業績向上に欠かせません。


『顧客体験価値』創造戦略(コト生み戦略)は、業績向上の視点だけでなく、人材育成も同じ考え方で実施できるものです。