第354回『真面目なモテ理論(魅力理論)の実践-その42』



<今日のポイント>

 【魅力的な人ってどんな人?】を想像して書き出す。

 次に、書き出したものを行動に落とし込んで実践するからこそ、魅力的な人を目指せます。

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 企業理念やビジョン、ミッション・・・言葉は何でも良いのですが、目指すものがお題目で終わってしまうのはもったいないことです。

 今回のコラムでは、【魅力的な人ってどんな人?】という問いかけから、自分を魅力的にしていく行動への落とし込みについてを書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 目指す企業像を掲げている会社は多々あります。

 独立して12年の間に、企業様に関わらせていただく中で感じることは、企業理念やビジョンをしっかりと形にしているところもあれば、お題目で終わっているところもあるという事実です。

 できている、できていないという二極論では語れないので、着実に進んでいるところや、始めたばかりという企業様もあります。

 もちろん、お題目で終わらせたくないものですが、形にしていけるところと、そうで無いところには単純ですが大きな差があります。

 難しいことではなく、単純に目指すための行動が決まっていない、落とし込まれていない、実践されていないというものです。

 形にしているところは、行動に落とし込まれ、実践されています。

 その結果、社内に浸透してお客様に対して実践されているというものです。

 真面目な魅力理論の“コト視点の価値づくり”では、お題目や考え方だけでなく、しっかりとゴール逆算思考で実践して“魅力”という結果を生み出す方法をお伝えしています。

 今日は、その中でもシンプルな方法を一つお伝えします。

 とても簡単なので、自分自身で実践しながら、企業理念やビジョンなどに応用して欲しいと思います。



 その方法は、【魅力的な人ってどんな人?】という問いに対して、魅力的な要素をたくさん書き出します。

 研修やコンサルティングのワークでは、仲間と意見交換してさらに増やしていきますが、一人でもたくさん書き出せます。

 『話を聞いてくれる人・約束を守る人・優しい人・明るい人・前向きな人・頼りになる人・笑顔が素敵な人・気がきく人・問題解決ができる人・人の悪口を言わない人・・・・・・・・・』

 いろいろ出てきます。

 このワークで面白いのが、どんな人でも“好ましくないもの”は書かない点です。

 普段は後ろ向きで、魅力的でない行動を取っている人でも、ここに書かれるものは魅力的な内容です。

 人は本来、魅力的な状態を知っているということかもしれません。

 ちなみに、この【魅力的な人ってどんな人?】の問いに対して自分が書く内容は、自分が本当は目指したい魅力的な人物像というものです。



 次に、【魅力的な人を目指すための自分ルールを決める】というステップです。

 例えば、“明るい人”という魅力を身につけるには、どんな行動を決め事にするかを考えて書き出します。

 誰よりも先に、明るく元気に大きな声で挨拶をする、声のトーンをワンランク上げる、人様と接するときは笑顔、話しを聞くときあ話すときは目を大きく開いて・・・・・・

 いろんな方法を思いつきます。

 この、沢山書かれた行動を自分ルールとして一つ一つコツコツと実践していくものです。

 意図的に自分ルールを作り、新たな習慣にしていったのは社会人になってからですが、もともとは親が躾けてくれた内容も沢山あります。

 好ましくない習慣を修正して、好ましい魅力的な要素となる習慣を増やしていく。



 赤信号は守るのは当たり前のことですが、小さな交差点で夜中の誰も見ていない、車も通らないような場所などは、つい渡ってしまうということがあると思います。

 もう10年以上前ですが、昼間の時間で小さな子供が信号待ちをしているとき、リクルートスーツを着て急いでいる感じの人が赤信号を無視して渡った場面を見ました。

 シチュエーションはどうであれ、私も誰もいないときなどは渡っていたので、その人を攻めることはできませんが、そのとき決めたルールは、「夜でも誰もいなくても赤信号は守る」というものです。

 人は当たり前のことでも、誰も見ていないと自分を甘やかすものです。

 会社のルールなどは特に、誰も見ていなくても守るのが当たり前ですが、自分を甘やかすという好ましくない習慣を修正しないと、ついつい・・・ということが起こります。

 もしかしたら、小さな子供が好ましくない行動を見ていて真似をするかもしれません。


 私もまだまだ未熟な人間ですが、一つ一つ魅力的になるための行動を積み重ねてきています。

 企業理念やビジョンなども同様で、そこにつながる行動の積み重ねや、思考から生み出される行動の結果として形になっていきます。

 この方法では“魅力につながる価値の言語化”はしませんが、魅力的だと感じる場合には何かしらの価値があり、それが自分ルールとして実践されれば習慣として魅力を身につけるものになります。

 いまいち理念が浸透しないと感じてる場合にも有効な方法です。