第353回『真面目なモテ理論(魅力理論)の実践-その41』



<今日のポイント>

 周囲が見えない人は、【好ましくない体験と価値】に気付けません。

 同時に、お客様に選ばれる価値も届けられません。

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 周囲が見えない人とは、周囲が何を感じているかを考えられない人です。

 これは思考習慣なので、好ましい体験価値を考える習慣を身につけていくことはできますが、周囲が見えない人はお客様も見えていない状態です。

 今回のコラムでは、好ましい体験と価値を考える上で、逆の【好ましくない体験と価値】について知る必要性を書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 今回のコラムは、“コト視点の価値づくり”の逆に当る、マイナスの価値づくりについてです。

 当然ですが、マイナスの価値というのは、価値が無いどころか人を不快にするものになります。

 求めていないことを強いられる、求めていない事をされるなど、『イジメ』のようなことであったり、自分の欲求を優先させて人に迷惑をかける行為は、【好ましくない体験と価値】を周囲に届けるものになります。

 私のコラムをお読みの皆様は、“価値づくり”や、私自身の書く内容に少しでも興味がある方だと思うので、好ましい体験と価値を意識されていると思いますが、本日の【好ましくない体験と価値】を平気で周囲にやってしまう人は、やっかいなことに自分自身が気付いていない場合が多いものです。


 自分の行動によって周囲がどんな体験と価値を受け取っているか?という視点が完全に欠けている場合もあります。

 自分の主張を正当化する為に誰かを陥れたり、自分だけを満たすために人に迷惑をかけたりと、自分の行動が周囲に何を感じさせているかを想像する力が乏しいというか、自分の欲求に振り回されていることに気付かない状態です。


 少し厳しめの表現ですが、これは昔の古典などにも例えが出てくるくらい、『人として』大切なことになります。

 仁(じん)という思いやりの心は、周囲を見る心になり、【好ましい体験と価値】によって思いやりは実践されていきます。

 一流の経営者の方々が、古典などに親しまれているというのは、ビジネスはお客様に対してのお役立ちであり、お客様に対しての仁の実践です。

 組織を機能させるのも、人と人との関係という仁の実践が重要だからこそ、古典に詳しくなるくらい親しまれています。


 さて、好ましい体験と価値を実践しようとする皆様においては、【好ましくない体験と価値】も知っておく必要があります。

 皆様がどのような立場であっても、まずは周囲に【好ましい体験と価値】が届けられているか?を考え、【好ましくない体験と価値】を省みることで、自己の魅力を高めることにつながります。

 部下の指導においても、周囲が見えておらず【好ましくない体験と価値】を届ける人がいることに気付くためにも、そして指導していく為にも知っておく必要があります。

 周囲が見えない人は、お客様へのことも見えない傾向があります。

 お客様を想像できなければ、お客様が求めるコトや喜ぶことを考える事もできません。

 これでは、組織の人間関係が悪くなることだけでなく、お客様に対しても悪いイメージを届けていることに気付けないことになります。

 自ら学べる人は、良いことはそのまま学び、好ましくないことは反面教師として学びます。

 これが判断できるというのは、基本的に好ましい体験価値と、好ましくない体験価値を知っているので、そこから【好ましい体験価値の届け方】を更に学べば、どんどん成長していけます。


 【好ましくない体験と価値】に気付いていない人はダメな人でなありません。

 指導と訓練によって、【好ましい体験と価値】を届けられる思考習慣になっていけます。

 方法としてのヒントはは、『真面目なモテ理論(魅力理論)の実践』の1~40までで書いてきています。

 【好ましくない体験と価値】を気付かないで届けている人でも、思考習慣によって気付く事ができるので、気付いている人は導いて欲しいと思います。

 誰でも身につけられるのが、『真面目な魅力理論』ですから。