第352回『真面目なモテ理論(魅力理論)の実践-その40』



<今日のポイント>

 お客様は【どんな体験と価値を受け取っているか】を、あらゆる場面で想像する。

 お客様が喜ぶ体験と価値を想像するからこそ、会社の施策を価値あるものに変えていけます。

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 商品やサービスが売れる瞬間、お客様が喜ぶ瞬間というのは、お客様が何かしらの体験と価値を感じた瞬間です。

 今回のコラムでは、『真面目なモテ理論(魅力理論)の実践』の重要性について書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 商品やサービスが売れる瞬間は、お客様は頭の中で何かしらの【体験と価値】を想像できた瞬間です。

 【どんな体験と価値を受け取っているか】を考えて具体策に落とし込んでいくことが、業績を向上させる鍵になります。

 家電量販店で洗濯機を購入する際、さまざまな商品の中から自分の求めているものに一致したときは、【頭の中の自分にとっての最適な体験価値】を想像しています。

 飲食店でお客様が嬉しい気持ちになる瞬間は、【実際に嬉しくなる体験と価値】を受け取っています。

 人と接する時、お相手が笑顔になる場合、【笑顔になる体験と価値】を受け取っています。



 おさらいになりますが、【価値】とは、「顕在的にも潜在的にも、人が求めたり望んだりしていることを満たす対象や出来事」に感じるものです。

 笑顔というのは、人が根本的に求めている存在欲求を満たします。

 笑顔で届く価値は、『受けいれられている』という、存在欲求を満たすものになるので、嬉しい気持ちになります。

 商品やサービスを買う瞬間というのも、何かの問題を解決したくて求めているものなので、その問題解決に最適なイメージができたときは、【頭の中で欲求を満たせた想像】をしているので購入に至ります。

 商品やサービスをプレゼンする際、詳しい商品やサービスの説明をされても価値を感じなければ購入に至りません。

 プレゼンで重要なのは、お客様にとって【どんな体験と価値が受け取れるか】というもので、お客様にとってメリットや何かの問題解決ができることを想像できた瞬間をつくることです。

 店舗型サービス業でも、通信販売でも、お客様に商品を売るというのは、お客様にとっての価値を提供することであり、お客様が価値を想像できた結果です。


 これを実現する際に重要なのが、【どんな体験と価値を受け取っているか 】という視点で思考することです。

 魅力的な人は、人が好意を抱く【体験と価値】を届ける行動をしています。

 例えば、任せて安心というのも人の魅力になりますが、任せて安心される人は普段から『約束を守る、積極的、確認する、期日を守る・・・・』という、誰もが普通だと思うようなことをしっかりと実施しています。

 これらの行動は、任せて安心という気持ちにされる体験と価値を日常から届けているというものになります。

 この結果が重要で、お店や会社でお客様に対して実施しているコトが結果につながって初めて売上になっていきます。

 この好ましい価値の精度を高めていく視点が、実施している施策や取組みからお客様が【どんな体験と価値を受け取っているか】です。

 この視点で見ていくと、自分ですら何も感じないという施策や取組みが見えてきます。

 見えてくれば、改善向上につなげていけます。


 日常の自分の行動も、周囲に対して【どんな体験と価値を届けているか】を想像してみれば、好ましくないことは修正し、好ましいことは自分の決め事として積み重ねていけます。

 今日一日、自分の行動によってどんな体験価値を周囲に届けているか?を考えてみてください。

 会社の取組みが、お客様にどんな体験価値を届けているかチェックしてみてください。

 何も感じないレベルの体験価値であれば、魅力を感じるレベルに修正していくことになります。

 アイデア立案というのは、このような視点でも実施していけます。