第331回『真面目なモテ理論(魅力理論)の実践-その19』



<今日のポイント>

 選ばれるための魅力(モテ)をカタチにする人になるには、思考の出発点を知る必要があります。

 それは、お客様やお相手、周囲の人やモノとコトを【大切にする思考習慣(愛・敬・感謝)】というものです。

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 真面目なモテ理論(魅力理論)をシリーズで書いていますが、今回の内容が人としての根本的な【在り方】と【生き方】を左右する重要な考え方になります。

 今回のコラムでは、自分自身を高めていくために普段から思考習慣にしていくべき大切なことを書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 真面目なモテ理論(魅力理論)の実践をシリーズで書いていますが、第1回の時には連続でなく定期的に書くつもりでしたが、結局は毎週書いています。

 と、余談はいいのですが、今回の内容は度々このコラムでも、ブログでもメルマガでも書いているのですが、私自身が学んできたことと、実践してきたことの中で一番重要な内容となります。

 論語や孟子などの大昔から残っている古典、仏教やキリスト教、西洋の哲学、日本の神道や昔から伝わっている教えなど、いろんな角度からの教えはありますが、全てに通じているものが今回の内容になります。

 まあ、私のような無名の人間がこのようなことを言ったとしても、信じてもらえるかは分かりませんが、信じなくても実践すれば分かることなので、ぜひ思考習慣にして頂きたいです。

 思考の出発点として、人や物事を行う時の出発点として重要な考え方は、【大切にする思考習慣(愛・敬・感謝)】というものになります。

 よく積極性や取組む姿勢ということも言われますが、これも重要ではありますが2次的なものになります。

 第一に思考の出発点にしなければならないものが、『大切にする』という思考習慣です。

 この内容は、日常生活からビジネスの場面、組織づくりやチームワーク、男女関係や友人関係、更には自己修養なども関係があるものです。

 書き出したら1冊の書籍にもなるほど範囲は広くなりますが、だからこそ第一義の内容になります。



 【大切にする思考習慣(愛・敬・感謝)】

 ◎『大切にする』という思考習慣は、自分をどう変化させるのか?

 心の矢印が自分を満たすことにしか向いていないとモテないという話を以前にしました。

 自分をないがしろにしろというものではなく、矢印の順番が重要になります。

 本来は、万物一体の仁という言葉があるのですが、自分自身も含めて『自分のごとくお相手を大切にする』というのが忠恕(ちゅうじょ)という孔子の生き方になります。

 自分を大切にする心があるのであれば、この矢印を周囲に向けることもできるので、思考習慣にしていけば誰でも魅力的な思考の出発点にはなれます。

 しかし、努力せずになれるわけではありません。


 例えば、目の前の時計が自分にとってかけがえの無い重要なものとします。

 自然と大切なモノという気持ちになっているので、丁寧に扱うと思います。

 お世話になった人と食事に行くとしたら、その方が楽しめるように心配りをすると思います。

 逆に、大切だと思っていないときの行動はどうでしょうか?

 買ったばかりのお気に入りの洋服は大事にたたむのに、そう思っていないものは乱暴に扱っていませんか?

 会社で偉い人とすれ違う時には自分が避けるのに、混雑している駅構内では平気でぶつかったりしませんか?

 机に物を置く時、大切な物は丁寧に置きますが、意識していない物は音を立てて置いたりしませんか?

 自分の優越感を満たすために、人を蔑んだり悪口を言ったりしていませんか?


 日常から、心の状態が『大切にしている』ときと『大切にしていない』ときで変化しています。

 人・モノ・コトを『大切にしている』ときは良いのですが、心が『大切にしていない』ときには自己中心で自分のみを大切にしています。

 自分の欲求を満たすための行動になります。


 何事も、『大切な存在』という意識を確認してから接すると、人に対してもモノやコトに対しても丁寧に真剣に接するようになります。

 この思考習慣は、普段から意識して身につけていかないと身につきません。

 『大切にする思考習慣』は、その心の状態が『愛』という思いやりや慈しみ、お相手に寄り添うものになります。

 『大切にする思考習慣』は、人や物事を敬うという『敬』の心にもなり、素直と謙虚な本心が顔を出します。

 『敬』の心は、自分を高めるためのものにもなります。 

 『大切にする思考習慣』は、人や物事に対して、『有難い』という感謝の心の状態にもなります。


 道路ですれ違う人がいるときに、その人を『大切な人』だと思ったら、どんな気持ちになりどんな行動になりますか?

 いつも使うドアを大切だと思ったら、丁寧に閉めませんか?

 『大切だと思っている心の状態』は、イライラを排除して平常心を取り戻します。


 日本の躾(しつけ)に対して、堅苦しいとか古いということを言う人がいますが、世界中でいろんな躾はあります。

 日本の躾の中に、【音を立てない】というものがあります。

 これは、周囲の人が“音”によって気が散らないように気遣う『大切にする』行動です。

 物を置く時に“音”を立てないようにすると、自然と丁寧になり『大切にする』行動になります。

 躾とは、意味は分からなくても身につけていることで礼儀や礼節を守るというものになります。


 ビジネスにおいて、お客様を大切にすることは当たり前だと思いますが、本当に『大切にしている』かは別です。

 言葉や知識としてお客様を大切にするというのは知っていても、実際には『大切にしている心』になっていないことがあります。

 夫婦関係でも、パートナーを大切にしていると言葉では言いながら、自分のことばかり優先している場合があります。

 やはり長くなるので、今回はこの辺で終わりますが、『大切な存在』ということを普段から全てに対して意識することが、魅力的な価値提供と行動を生み出す出発点になります。

 『大切な存在』という心の状態にあるとき、思いついた行動があれば実践してみてください。

 自分を魅力的にする行動になっていきます。