第330回『真面目なモテ理論(魅力理論)の実践-その18』



<今日のポイント>

 新しい価値を創造して提供する力は、お客様やお相手にとっては魅力になります。

 モテる人、モテる企業が持っている思考習慣の一つに【プラス1思考】があります。

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 モテる企業やモテる人は、お客様やお相手の喜びを出発点にしています。

 モテない企業やモテない人は、自分を満たすことが出発点です。

 今回のコラムでは、モテる企業やモテる人から、更に高めていくための【プラス1思考】について書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 会社で頼りになる存在というモテ人材になるには、会社の仕事で必要な知識や技術を身につけて、それを高めていくのは当然のことです。

 しかし、それだけでは頼りになるモテ人材にはなれません。

 どんなに知識や技術が優れていたとしても、人間的な部分で魅力が低ければ、何かを任せることは心情的にできません。

 会社における『人間的な部分』というのは、まずは会社のルールを守る、挨拶を魅力的なレベルで行う、周囲に好ましい影響を広げる、思いやりのある行動をするなど、モテ人材としての人間的な魅力は必須です。

 会社がお客様にモテて選ばれるのも、商品やサービスの価値レベルだけでなく、販売からサポート体制までの法人として人間的な対応が必須となります。


 頼りにされるモテ人材として、自社や自分を高めていくための簡単な思考習慣があります。

 知識や技術を高め、商品やサービスのレベルを上げ続けていくための思考習慣であり、人間的な魅力を高めていく思考習慣にもなります。


 それが、今日のテーマの【プラス1思考】というものです。


 プラス1思考は思考習慣にしてしまえば、常に思考し続けるし、プラス1の行動をしていけるようになるのですが、説明の前に“プラス1思考”になるまでに邪魔をする思考習慣を話します。

 邪魔をする思考習慣というのは、何かというと【見返り思考】です。

 誤解して欲しくないのは、見返りを求めることが悪いわけではありません。

 企業活動においては、メリットとデメリットを明確にして、リスクを考えながらお客様に価値提供をすることで、売上という見返りを頂きます。

 価値に見合った報酬を得ることを考えなかったら、レベルの高い仕事はできなくなります。

 プラス1思考の目的は、お客様やお相手に対しての価値提供レベルを高めていき、自社や自分自身が魅力レベルを高めていくことです。

 プラス1思考を続ける先には、必然的に返ってくるものが沢山あるのですが、目の前の見返りをすぐに求める思考が、プラス1思考の実践を邪魔します。

 「こんなにがんばっているのに、誰も気付かないし、有難うも言ってくれない・・・」

 という思考がそもそも間違いで、モテる人や会社は、そんな期待はせずに当たり前のプラス1思考を実践しています。

 だからこそレベルが高い活動を当たり前のように実践しています。

 モテない人は、何かを少しやったら褒められることを求め、自慢話をしようとします。

 これだと、目的が自分を満たすことになってしまうというモテない思考になってしまいます。

 そして、自分を満たすという求めていることが満たされないとイライラし、プラス1思考の思考習慣が身につけられなくなります。

 プラス1思考を実践する際は、まずは何の見返りも求めずに淡々と実践していくという考え方が重要になります。



 さて、【プラス1思考】の説明ですが、考え方は簡単です。

 決められたことに対して、プラス1の価値提供を考えて実践するというものです。

 例えば、誰かが見ているとか見ていないとか関係なく、自宅のトイレを使ったらトイレに対しての価値提供を考える。

 トイレを擬人化して、「いつもありがとう」と言いながら一箇所は必ず掃除をするなど、プラス1思考で価値行動を実践します。

 お客様と接する時、本来の目的以外の情報提供や、お客様が求めている何かを想像して準備をする。

 会う人が笑顔になるような『挨拶+一声掛け』を実践する。


 もう一つ何かの価値提供ができないか?を思考するのが、プラス1思考です。

 これを思考習慣にしていくと、お客様に対する価値提供や、お相手に対する価値提供を常に考えるだけでなく、お客様やお相手が求めていることや喜ぶことが見えてきます。

 求めるものが見えてくるからこそ、高いレベルの価値提供が可能になっていきます。

 モテる人や企業は、このような理論を知らなくても、自然とプラス1思考を実践している行動を取っています。

 モテない人は、何かをすると自分が損をした気分になるので(見返りがないので)、プラス1思考どころか相手から奪おうとするマイナス1思考を実践していることがあります。

 自分を満たして周囲を不快にする人は、マイナス1思考を気付かないうちに実践していることになります。

 【プラス1思考】の実践は、会社でも家庭でも、プライベートでもどこでも可能です。

 思考して実践すればするほど、自分を高めるものになっていきます。

 ぜひ、チャレンジして下さい!