第326回『真面目なモテ理論(魅力理論)の実践-その14』



<今日のポイント>

 お客様やお相手へのお役立ちを考える前にやるべきこと。

 お客様やお相手はどんな人なのかを想像すること。

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 お客様から支持される、お相手に選ばれるには価値提供が必要ですが、その前にお客様が求めることを知る必要があります。

 今回のコラムでは、モテる人が自然とやっている『お相手を想像する』ことについて書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 以前のコラムで、モテない人は、心の矢印が常に自分を満たすことだけに向いているということを書きました。

 この思考習慣というのは、とても恐いものです。

 思考の出発点が自分だけを満たすことに向いているということに気付かなくなってしまいます。


 “コト視点の価値づくり”の研修では、個人的に夫婦関係や子供との関係、その他の人間関係などの相談もあったりします。

 関係が悪くなってしまうまでのプロセスは人それぞれですが、傾向としては『自分は悪くないから相手を何とかしたい』ということが多いようです。

 話を聞けば、『相手の不足していること、出来ていないこと』など、自分基準で相手の悪いところばかりです。

 これが価値観の違いというものになるのですが、自分の価値感で相手を攻めるだけで、相手の価値観を大切にする言葉が出てこないのは、矢印が自分を満たすことに向いているからです。

 価値観とは、自分が大切にしていることです。

 自分の基準という価値観に合わないものは、自分を満たすことができないので攻撃して相手を直させようとする行動に移ってしまいます。

 今日は自分の価値感レベルを高める自己修養の話ではないので、この話はまたの機会にしますが、相手に求めるばかりで自分を省みない、相手の良いところを見ようとしない、相手を喜ばせようとしない・・・・・これではモテるわけがありません。

 更に言えば、こんな人の言うことは聞きたくもありません。


 相談があったときは、上記の話をしてから、「まずはパートナーや子供が喜ぶことを、あなたの行動に加えましょう」と伝えます。

 モテる人は、お相手が話を聞きたい状態になっています。

 自分の味方だと思っているからこそ、指摘や指導を素直に聞ける状態です。

 パートナーや子供が喜ぶことを考える前に、少しだけヒヤリングをして『どんな行動をするべきか』を一緒に考えます。

 このヒヤリング内容が、今日のコラム内容の『お客様やお相手を知る』ことになる【タイプ想定】というものです。

 例えば、夫婦関係で奥様のタイプをヒヤリングしていくと、『テキパキしている』というキーワードが出てきたりします。

 テキパキしている人のタイプは、比較的『きれい好き・後回しにしたくない・せっかち・所定の場所に戻さないとイライラする・終わらせてからゆっくりしたい・・・・』というタイプ想定ができます。

 このような奥様から、ご主人がテキパキせずに指摘されると、ご主人は「それくらいいいだろう」と、お相手が望むコトを否定するようなことを言ってしまいます。

 これは、自分基準で相手の基準を無視する言動です。

 他にもいろいろタイプ想定はできますが、このようなことから「それくらいいいだろう」と言っていたものを、まずはご主人が行動を変えていくことからやるのと、定番ですが「いつもきれいにしてくれて有難う」という言葉をかけることをお伝えします。

 慣れてきたら、奥様がいつもやる行動を先回りしてやっておくことも勧めます。

 注意点は、矢印が自分を満たす傾向にある場合、先回りしてやったことに対して自分を認めて欲しいから、「あれ、やっておいたよ」と言ってしまうのを我慢することです。

 相手に言わないでやり続けることが重要です。


 仕事の場面でも、自分の心の矢印がお客様に向くように、【タイプ想定】を繰り返し実施することです。

 タイプ想定をすることで、思考習慣がお相手を向くものになっていきます。

 「よく気がつきますね」と言われる人がいますが、周囲に心の矢印が向いているから気付く人になっています。

 お客様が何を求めているのか?

 この求めているものを満たすのが価値提供になります。

 求めているものの前に、どんな人なのかを想像するステップが【タイプ想定】です。

 今からでもすぐに始められる【タイプ想定】なので、ぜひ挑戦してみてください。