第292回『人材が加速成長する3つのコツと仕組み』



<今日のポイント>

 何かを学び身につけていき、役に立てていく。

 自分自身を成長させるコツと仕組みを機能させることで、加速成長が始まります。

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 自分自身がたいして成長していないのに、人には成長を求めるものです。

 自分は正しく人は間違っているという、傲慢な考え方をいつも省みる必要があります。(もちろん私も)

 傲慢というのは、なっていない(認めたくない)つもりが、何気になっているものです。

 今回のコラムでは、組織であれば皆で実践することで加速成長の風土になり、自分に活かせば自己成長スピードを高めるものになります。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 何をもって人が成長しているのか?

 数学が得意になった、仕事を覚えた、お客様に頼られるようになった、指導力が高まった・・・・・・

 人が成長する要素を上げればきりがありません。

 身につけなければならないコトは果てしなくあり、それぞれを高める必要もあります。

 さまざまなことを身につけて高めていくには、自分自身ですら加速成長させていくための方法を知ることが大切だと思います。

 さまざまなコトを学のですが、私が成長の基準としているのは、『徳と才』 の両面になります。

 簡単に言えば、

 徳というのは、自分を通じた周囲へのお役立ち行動によるもの。

 才というのは、知識や技術などお役立ちを高いレベルで実践するためのもの。

 人間的なものと、才能としてのものを加速成長させていくというものになります。

 それぞれに関係するものを学び、身につけ、活かしていく。

 自ら率先して自己成長させていくことを待っていても、いつまでたってもカタチになっていきません。

 お分かりだと思いますが、そのようなタイプの人材はごく一部です。

 それぞれ、自分なりにがんばっているし、たまに本なども読んだりすると思いますが、求められる成長スピードには一向についていけません。

 それどころか、たいして学んでいないのに『学んだ気になってしまう』のが人というもので、これは自分自身も例外ではないからこそ、自己を省みて学び続ける方法と仕組みを、自分自身にも定着させることが大切です。



 今日お伝えする3つのコツと仕組みについては、私が自己成長を加速させるために工夫しながら実践してきたものになります。

 徳の面も、才の面も、どちらにも活用していけるものになります。

 誤解して欲しくないことは、他にも自己成長スピードを高める方法はあるし、3つのコツ以外にもやるべきことはありますが、基本的に私が継続していて成長の実感も感じられるものをご紹介します。


 【3つのコツ】

1.インプット⇒アウトプット⇒習慣化⇒定着化⇒レベルアップ

2.プラス1の実践

3.毎日の振り返り

 順に説明していきます。


1.インプット⇒アウトプット⇒習慣化⇒定着化⇒レベルアップ

 そもそも論ですが、何かを学ぶことが習慣になっていないと加速成長どころではありません。

 スタートのインプットは、私の場合は書籍が多いのですが、セミナーや人様の話などからもインプットは可能です。

 大事なスタートとなるインプットは、『時間を作る』『初めは少しずつ』から学ぶ習慣を作ります。

 学んだあとは『即アウトプット』で振り返ります。

 『紙に書き出す、聞いた話を自分に応用して考えてみる、具体的な行動を決める』ということをやります。

 次に習慣化に関しては、決めた具体的な行動を一つでもいいので実践していきます。

 繰り返し実践して、定着化させていくと、勝手にレベルアップしていることもあるし、工夫する段階に入っていきます。

 学びを自分のものにしていくステップまで決めておくのが最初のコツになります。

 本を一回読んだり、人様の話を聞くだけでは身にならないことを誰でも知っています。

 知っているからこそ、事前にこのステップを用意して実践する必要があります。


2.プラス1の実践

 プラス1というのは、事ある毎に「もうひとつ何かできないか?」「もうひとつお役に立てないか?」「プラス一言でお相手を喜ばせられないか?」「もうひとついつも以上に何か出来ないか?」というものを考えて行動するものです。

 普段の挨拶も、もう一つ声のトーンを上げて明るくしてみよう!

 挨拶に加えて一言添えて、相手が笑顔になることを言ってみよう!

 自分の役割以外に、もうひとつ何かを手伝おう!

 とにかく、事ある毎に考えて実践していくと、どんどんレベルアップしていけます。

 お役立ちを考え続け、即実践することで、日々のアウトプットによる結果レベルも高まります。

 徳も才も、日常から高めていく方法です。


3.毎日の振り返り

 仕事では業務日報などがありますが、日記や手帳で振り返るなど、方法はいろいろあります。

 本来は、事ある毎に振り返ってその場で改善して向上させる。

 その場で改善した行動を決めるというのが望ましいと思いますが、まずは毎日の振り返りから。

 私の場合、何を振り返るかというと、『出来事』『やったこと』を振り返り、自分が発したことを接した方々がどのように感じたかを想像します。

 お相手の体験価値を想像することで、もっとこうしたら良いのでは?を自分で探ります。

 この、毎日の振り返りを活用できる人と出来ない人では、成長スピードが格段に違います。

 当たり前ですが、どんどん自分を改善する人と、翌日は忘れて同じコトを繰り返す人では身に付き方も違います。



 3つのコツは、決して難しいものではありません。

 決め事にして実践するだけです。

 始めることが苦手であれば、とにかく小さく一つからやることです。


 もう一つが、これらを『仕組み』にしていくことです。

 やらざるおえない、もしくはやっていないと自分で気付くように仕組み化します。

 組織であればフォーマットを作って紙に実践していることを書く。

 これは1~3を全て含んでもいいです。

 私も基本は日記や手帳に書く方法です。

 仕組みレベルにするには、毎日必ず見る手帳を活用すると、手帳を空けただけでやるべきことを思い出します。

 組織においては書き方などの運用が大切になりますが、これも始めてしまえば全員でやるものなので『やらざるおえない』状況が始めに作れます。

 自分を成長させる、職場を成長の風土にしていく。

 加速成長にはそれなりのコツがあります。

 何を学ぶかは書いていませんが、多方面にいろんな角度から、いろんな視点で学ぶことをお勧めします。

 片方の側面からだけだと全体が見えなくなることもあるので。

 この3つは研修やコンサルティングでも取り入れていますが、とても有効なものになっています。