第29話『良い仕事するね~』



「良い仕事するね~」と、おもわず口からするりと出てくるときは、本当に感心している心の状態です。

これをお客様から、どのように言っていただくか?

この言葉が出る時は、間違いなくレベルの高い『顧客体験価値』が生み出されています。

この、「良い仕事するね~」という表現がある業界であれば、こう言っていただく何かがあります。


商品・サービスの出来が優れているときもありますが、それ以外の体験という価値である“コト”の中にも隠れています。

現場でテキパキと動き、整理整頓され、かゆいところに手が届く感じの仕事ぶりを、当たり前のようにこなす。

接客業であれば、さりげなく、ちょっとしたことでも気遣いがある。

お客様の心の中に、どのような体験を提供するか?という“コトを生み出す”ために、何をするのか?


ここに「良い仕事するね~」のヒントが隠れています。


商品やサービスに、お客様が認識できるレベルの違いがあればいいのですが、同じだと感じたら価格競争が始まります。

価格競争が始まるというか、私たちの消費行動は、同じであれば安いものを選ぶのは当然です。


昔、コーヒーのCMで、

「違いが分かる男の~~~」というフレーズがありました。

違いというのは、よっぽど専門的か好きでなければ、なかなか分かりません。

違いを分かるようにする。

違いを感じた時に「良い仕事するね~」になります。

「良い仕事するね~」と、言っていただける“コト生み”を果たすには、身近なことでどのような修正をするか?

魅力づくりにつながります。


『顧客体験価値』創造戦略(コト生み戦略)は、業績向上の視点だけでなく、人材育成も同じ考え方で実施できるものです。