第269回『モテ人材を増やす“4ステップの思考技術”』



<今日のポイント>

 何気なくやっていることを魅力という宝に変えていける人材が、モテる会社を作っていきます。

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 お客様に対して、職場の仲間に対して、いつでもどこでも、小さなことから大きなことまで、良い価値を届けることはできます。

 今回のコラムでは、モテ人材になっていくための価値づくり4ステップ思考技術を書いております。

 以前も書いている4ステップですが、実践されている方は、その効果を実感して魅力づくりの行動を加速させているものです。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 「4ステップで考えていくと、普段の行動もお相手に価値が届くものに変えていけるので、価値行動を決め事にしてチームで実践しています!」

 「はじめはコンセプト(お相手の気持ち)を忘れがちでしたが、決め事にしている行動をやるときに思い出すようになり、何気ない行動を価値行動にしていけるようになってきました!」


 実践スピードの速い企業様では、実践することで効果を感じるスピードも速いので、どんどん良いサイクルになっていきます。

 「実践していきます!」ではなく、「実践しています!」という言葉は、支援させて頂いている私としても嬉しいものです。



 どんなチームで、どんなことを目指したいのか。

 目的と目標を描き、実現させるための価値行動を4ステップでアイデア立案する。

 そこから、コンセプト(お相手に気持ち)の実現可能性を感じるレベルまで価値行動を高めていく。

 改善向上と、日常の実践によって成果の確率が高まっていきます。

 私たちの日常でも、ちょっとした嬉しいコト、楽しくなるコト、有難いと思うコトは沢山あり、私たち自身も感じています。

 エレベーターに乗ろうとしたときに、「お先にどうぞ!」と、笑顔で声を掛けられたら、嬉しい気持ちであり優しい気持ちになります。

 これは、お相手の価値行動によって、そのような気持ちになっています。

 電車で席を譲ったとき、笑顔で「有難うございます!」と言われると嬉しい気持ちになります。

 お互い笑顔になれると、嬉しいだけでなく、ここでも優しい気持ちになったりします。

 人がこのような気持ちになるということの理由を、普段から考えるということはあまりありませんが、確かに“そのような気持ちになる価値というもの”が存在しています。



 永谷園のお茶づけは誰でも知っている商品だと思います。

 私の場合、知ってはいるが普段は食べないので、買おうとは思いません。

 しかし、ネットでお茶づけレシピを見たら、買いたい気持ちになりました。

 この買いたい気持ちの前に、『楽しそう・面白そう』などの気持ちになっています。

 レシピに『楽しそう・面白そう』につながる価値があったから、その気持ちに変わります。


 商品やサービスを提供する際は、『欲しくなる』ためのベネフィット(消費者が得られる有形無形の価値)があるからこそ、購入や利用につながります。

 ごくごく当たり前のことですが、この価値が曖昧になっていると、上手く行かなかったときに検証ができません。

 たまたま売れたとしたら、何にお客様(お相手)が価値を感じていたのか分からないままになります。

 もちろん、どんな価値が喜ばれたのかをヒヤリングや検証をすることで見えてくるものですが、上手く行っているとこれをないがしろにしてしまう傾向があります。


 モテるという表現は、男女関係だけでなく、頼りにされる・一緒にいると楽しい・自分にとって必要な存在・自分を高めてくれる・・・・・などなど、人を惹きつける価値を発している状態です。

 価値=魅力です。

 モテる人材を増やすには、自分の行動を価値行動に変えていく必要があります。

 日常の挨拶から、人様に喜ばれる行動、上司が信頼できる行動、場が明るくなる行動・・・・良いコトが生まれるには、そこに良い価値が存在しています。

 その理屈を知り、自ら価値行動を増やしていく思考技術が“価値づくりの4ステップ思考技術”になります。

 たまに、「どんな本に書かれているのですか?」と言われるのですが、この4ステップの思考技術はどこにも書かれていません。(私のオリジナルなので・・・サイトのコラムをご参照ください)

 店舗型サービス業であれば、現場の接客レベルが格段に上がるだけでなく、社内での行動も価値行動に変わっていきます。

 家庭で実践された方は、ご夫婦の関係が良くなったり、子供との関係が良くなるということは当たり前のように起こるものになります。


 【価値づくり4ステップの思考技術】

 1.提供コンセプト(お相手の気持ち)

 どんな気持ちになって欲しいかを決めます。

 2.体験(お相手の体験)

 どんな体験をすると、1の気持ちになるかをアイデア立案します。

 3.価値(お相手の価値)

 体験を描くと1の気持ちになる可能性を感じます。

 その際にお相手に届いている価値を言語化します。

 4.具体的な行動

 1~3を実践するために、具体的な価値行動を考えます。

 職場であればルールにしたり、接客であれば価値行動の決め事にしたりします。

 この説明だけで実践することは簡単ではないのですが、ぜひチャレンジしてモテ人材を自ら目指して欲しいと思います。

 ちなみに、人を不愉快にさせる(させられる)時には、マイナスの価値が届いています。

 気付いていないけどモテない行動というものです。

 プラスの価値とマイナスの価値が分かると、好ましくない習慣や行動もプラスの価値行動にしていけます。

 仕事はお客様へのお役立ちです。

 お役立ちは価値提供によって果たされます。

 モテ人材、モテるを作り出せる人材を増やしていきましょう。