第241回『“コト視点の価値づくり”で良い風土づくりを!』



<今日のポイント>

 組織の風土を価値視点で見直せば、人の能力を自然と引き出す風土づくりが可能になります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 “コト視点の価値づくり”を組織に活用すれば、強力なリームワークや良い組織風土づくりが可能になります。

 今回のコラムでは、風土づくりと同時に魅力的な人材育成を行うための方法を書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 お客様が体験する出来事(コト)を価値視点で見直せば、価値ある差別化が可能になります。

 自社の取組みを、お客様にとって価値あるものにする“コト視点の価値づくり”は、どんな場面でも活用していけるもので、組織の風土づくりにも応用できます。

 組織環境づくりの目的は、仕事の効率を高めることや、人材育成の土台になるもので、“人材が能力を自然と発揮する”ことになります。

 そのような組織環境や風土というものは、自然と出来上がるものではありません。

 自然と出来上がらないからこそ、経営の行動指針などで、社内のルールや職場のルールというものを教育していきます。

 良い組織風土づくりが目指すものは、会社の目的と目標を高いレベルで達成していくために、人の力を引き出す環境づくりです。

 挨拶をする

 整理整頓

 即行動

 思いやり

 学び続ける

 などなど、組織での決め事は多岐にわたります。

 これらを“コト視点の価値づくり”で見直していくことで、同じ挨拶でもお互いに価値がある好ましい挨拶にしていけます。

 更に、価値という意味を理解して行うことで、その価値は実行している人材の魅力になっていきます。


 このような決め事を、『価値づくりの4ステップ』で考えていきます。


1.挨拶のゴールを決める

 挨拶によって、【気持ちがいい・嬉しい・活気が出る】など、相手が好ましい気持ちになるゴールを決めます。


2.その気持ちになる体験を考える

 例えば、【明るく元気に自分より先に大きな声で挨拶してくれた】という相手の体験を想像すれば、ゴールになる可能性を感じるので、このような挨拶の仕方をアイデアとしていくつも出していきます。


3.体験によって受け取る価値を言語化する

 この例で言えば、先に挨拶を元気良くしてくれるのは、相手の取って【受け入れてくれている・大事にしてくれている】という価値が届きます。

 何気ない挨拶をするのか、価値がある挨拶をするのかで、その挨拶をする人材の魅力度は変わってきます。


4.良い風土になる挨拶の決め事を作る

 相手の目を見て挨拶する

 大きな声

 誰よりも先に

 具体的な行動ルールを決めますが、すでに価値の言語化をしているので、このようにやる意味は共有できています。


 このように、“コト視点の価値づくり”で決め事を見直していくと、価値が届くレベルであり、良い風土にしていくレベルに引き上げられます。

 そして、働く人が実施すれば、実施した人の魅力になっていきます。


 今日のコラムはポイントのみで短めですが、家庭でも活用できる見直し方です。

 指導教育スピードの短縮にもなり、組織風土を良くしていく土台になります。