第224回『人材力を引き出す組織環境づくり』



<今日のポイント>

 人が力を発揮するときの心の状態を自然と引き出す鍵は、そうなるための組織環境づくりにあります。

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 人材は置かれた『環境』で起るコト(体験)と価値によって、良くも悪くも影響を受けてしまいます。

 今回のコラムでは、業績向上や目標達成していく人材力を高めるための“組織環境づくり”について書いております。

 自分自身で自分の力を発揮する環境づくりも可能になります。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 「環境に影響されず、良い環境を作りだしていく人材を目指す!」

 とても重要なことですが、この『良い環境を作りだしていく人材』を目指すには、何の為に?どのように?という“組織環境づくり”において重要な目的と方法を知らなければ、作りだす人にはなれません。

 良くも悪くも、人は置かれた環境に影響を受けています。

 環境というものは、環境による“コト視点の価値づくり”を行うものになります。


 静かな環境のところに行けば、多くの人が静かにしようとします。

 海がある環境に育てば、海に関する影響を受けて育ちます。

 都会で育てば、都会の環境に影響を受けて育ちます。

 乱暴な言葉を使う人たちの中にいれば、乱暴な言葉が自分にもメッセージとなって影響を受けてしまいます。

 人の悪口や言い訳が多い組織にいれば、その言葉による影響を受けてしまいます。

 言葉そのものの影響もあるし、言葉そのものが文化になります。


 毎日が環境から受ける体験価値の中で生きているというものです。



 企業における“組織環境づくり”の目的は、自社の目的と目標を果たしていくために、人材が自然と能力を発揮していく環境にしていくことです。

 人材が自然と能力を発揮していく教育も必要ですが、その土台となるものが、いつも何かしらの体験と価値がある“組織環境”になります。

 組織の雰囲気、組織の人間関係、組織のルールや5S、組織の連携など、全てが環境として人材に影響を及ぼすものになります。


 具体的な取組み内容は“コト視点の価値づくり”で、良い価値を届ける体験になる環境を目指していくことになります。(今回はコト視点の価値づくりの説明は省きます)

 例えば、職場のルールとしてのコト視点の価値づくりは、『挨拶を明るく元気に誰よりも先に行う』という、お互いを大事にする価値で、挨拶による環境づくりの方法もあります。

 このような挨拶をされれば、朝から清々しい活気のある場になります。

 清々しいというのは、心が『快』の状態になります。

 このように、組織の人材が使う言葉から、行動やルールを『快』になる体験価値で環境づくりを行ないます。



 人材が能力を自然と発揮する心の状態は『快』のときになります。

 『楽しい・嬉しい・ワクワク・ルンルン』という気持ちのときもあれば、『集中している時・大切なコトを大切に思うとき・人に優しい時・人を助ける時・人を思いやるとき・努力するとき・・・』などもあります。

 これは“人の本質的要素”と言われるもので、誰もが持っている自分の能力を引き出す力になります。

 その組織環境にいることで、本質的要素を刺激するからこそ、目標達成に向けた行動力が高まります。

 簡単に言うと、嫌々やるときよりも、積極的な気持ちでやるときの方がアイデアも行動も姿勢も自然と高まるというものです。


 チームスポーツでも、協力的なチームか、非協力的で自分勝手な集まりのチームかで成果は変わってきます。

 一人一人の姿勢と考え方の教育も必要ですが、“組織”に所属する人たちが、その組織をどのような環境にしているかを意識して“人の能力を引き出す環境”を目指していく必要があります。

 人の能力を発揮する環境をつくるには、上記のことを理解して一人一人が良い環境を生み出す行動をしていく必要があります。



 この“組織環境づくり”の土台となるものは、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)になります。

 この5Sというものは、昔から一般家庭で為されていたものですが、残念ながら現在は企業で教育していく必要性を感じます。

 5Sを身につけることによって、人は自然と自分の能力を引き出す土台が作れますが、長くなるので説明は割愛させて頂きます。

 一言だけ説明するとしたら、『心を整える』という快の状態を作りだします。

 『快』と『不快』のどちらが好きかと問われれば、『快』の状態だと思います。

 そして、5Sによる『快』の状態とは、『快』だと気付かないくらいの平常心というものになり、やる気という前のめりな心にならなくても自分の力を発揮する状態を作りだします。



 いずれにしても、『言い訳・悪口・陰口・他者責任・やらされ感・自分勝手・・・・』の組織環境が良いか、『協力的で・お互いが大切にし・建設的で・活気があり・・・・』の組織環境が良いか。


 自社の商売における業界状況や市場が良いときであれば、戦略や戦術というもので業績向上は果たせる可能性が高いのですが、変化に対応しなければならない時や、困難に挑戦しなければならないときは、そのような“組織環境”になっているかが問われます。

 人が自然と能力を発揮する“組織環境づくり”は、戦略や戦術を高いレベルのものに引き上げていきます。

 良い方法も、やる気がない人がやればそれなりの結果という当たり前のことです。

 人が自然と力を発揮する“組織環境づくり”は、その組織に所属する全員で行うものです。

 行うからこそ、自らの力を引き出す環境を自ら作り出し、それが他の人にも良い影響として広げられる魅力的な人材になっていきます。


 皆様の会社は、人が自然と力を発揮する“組織環境づくり”の考え方で環境が作られていますか?

 すぐに着手できることは沢山あります。




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