第223回『価値思考の教育が魅力的な人材を育てる』



<今日のポイント>

 お客様にお役立ちをしていく力は価値を届ける力。

 価値思考によってお役立ち力が高まり、それは人材の魅力になっていきます。 

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 お客様に喜んで頂きファンになって頂くには、そうなるための価値を考え行動する必要があります。

 価値があるから惹きつけられ、それがお客様にとっての魅力になります。

 今回のコラムでは、企業人として必須のことですが、あまり具体的に教育されていない価値思考について書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 企業の役割は『お客様へのお役立ち』です。

 お役立ちは価値提供によって為されます。

 お客様は価値に対して対価を支払うので、価値が売上になります。

 そして、価値があるから魅力を感じるものなので、『価値=魅力』となります。


 企業にとって価値ある人材になるには、お客様にとって価値あることを届けるのと同時に、自らを通じて周囲の仲間にも価値を届けなければなりません。

 お客様にお役立ちをしていくからこそ、お客様にとって必要な会社になっていけます。

 お役立ちしていくからこそ、雇用の創出や納税によって社会にとっても必要な存在となります。

 なんども言いますが、お役立ちは価値提供によって為されます。

 「お客様に価値あることを届けましょう!」

 と、価値という言葉を使っていても、価値の教育が為されているかは別問題です。

 『価値』というのは、一般的なので誰でも知っている言葉ですが、仕事や自分に活かさなければ『価値がある』とは言えません。

 企業様で、「自ら考え行動する主体性を身につけて欲しい」ということを耳にしますが、身につけて欲しいということは、その教育が出来ていないという裏返しです。

 そもそも、人は主体性を持っています。

 誰でも好きなコトに関しては、主体性を発揮しようと思わなくても主体性を発揮しています。


 誰でも持っている主体性ですが、仕事で主体性を発揮していないということは、企業が人材に求めることが明確になっていないか、仕事が好きではないかのどちらかです。

 根本的には、働く人が求められていることが抽象的な表現で明確になっていないことが原因にあります。

 「理念に書いてあります」

 と、言われそうですが、理念に書いてあるものを実現するためには“価値提供”が必要です。

 その“価値提供”が明確になっていないので、主体性を何に対して発揮したらよいか分からないと言ったほうが良いかもしれません。

 仕事を好きになる方法は、自らの行動でお客様や周囲の人が喜んでくれる“価値提供”がイメージできるときです。

 『お役立ち=価値提供』なので、お客様や会社の役に立つということは、自らの存在意義を感じます。

 存在意義を感じることが“やる気”につながります。

 このように、“価値の教育”が為されなければ、素晴らしい企業理念も絵に描いた餅になってしまいます。

 仕事だからがんばって当たり前というのは、根本的には私も同感ですが、仕事の意義というものも教育していかなければ気付けません。

 お客様から自然とお金を頂けるのではなく、価値を提供するから選ばれてお金を頂けます。

 その結果、多くの企業様が理念で掲げている、『幸せ・喜び・必要とされる存在』が実現されていきます。

 今日のテーマは、『価値思考の教育が魅力的な人材を育てる』というものですが、“価値思考”が身につくと、仕事の意義も価値思考で考えるので、教えなくても自ら意義を見い出していきます。

 やらされ感で仕事をするのか、自ら一つ一つのことの意義(価値や意味)を考えて行動するのかでは、生み出す価値のレベルが違うので魅力度も違ってきます。

 さらに、自ら発する『言葉・表情・態度・行動・姿勢』に関しても、周囲にどんな価値を届けるのかが分かるので、主体的に自己修養して自らを高めることが可能になります。


 “価値思考”は、コト視点の価値づくり4ステップを繰り返すことで身についていきます。

 価値づくり4ステップが身につくと、現在の決め事やマニュアルにあるものを、逆に価値あるものに変えていくこともできます。

 新入社員の方に挨拶やお辞儀などの基本研修をすると思いますが、働きだすと上司や先輩がやっていないから自分もやらないということが起こるかもしれません。

 もちろん、上司や先輩の方々も“価値思考”が分かれば、今までの自分の行いを見直して新しい風を吹かせることが可能になります。

 新入社員の方々は、自らの行動にどんな価値があるのか分かるので、教わったカタチの研修を誰かがやっていなくても継続して、自分の魅力にしていくことができます。


 価値を届けるからこそ、価値ある存在として魅力が高まる。

 価値を届ければ届けるほど、お客様も周囲の仲間も喜んで下さる。

 価値を届けることで、自分自身も人間力が高まっていくから更に魅力的な人材になっていくという良いコトづくしです。

 ただし、注意が必要なのは、価値には大きく分けて『経済的価値』と『人間的価値』があります。

 『経済的価値』でお金を頂くので、企業はお客様に対する『経済的価値』を高めていく必要がありますが、これと同時に『人間的価値』を磨いていかなければ、チームワークや組織力が機能しなくなっていきます。

 やさしい表現をすれば、商売も上手いし人としても魅力的という両輪です。


 価値思考の教育。

 企業にとって欠かせないものですが、実際に取り入れていらっしゃるでしょうか。

 競合他社との人材力に差がついていくものです。




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