第222回『粘り強く積極的な人材を育成する方法』



<今日のポイント>

 お客様への価値に焦点を当てた行動だからこそ、お客様が喜んで下さる成果が生み出せます。

 価値に焦点を当てた行動が、小さなコトでも勝ちグセの成功体験を積み重ね、粘り強く積極的な人材を育成していきます。

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 成功体験を積み重ねると、粘り強い人材になっていきます。

 なかなか上手くいかないことも、勝ちグセがあるからこそゴールを目指した粘り強い前向きな姿勢を発揮します。

 今回のコラムでは、粘り強く積極的な人材を育成する方法を書いております。

 誰かにやる気を出してもらうのではなく、自ら情熱を燃やす人材育成への肝になるものです。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 前回と前々回のコト生みコラムで、『自ら燃えて、人の心にもやる気の火をつける』火種人材育成の2つの姿勢と3つの考え方を書きました。

 2つの姿勢は、『自己責任・自己決意』で、目指すゴールに向けた問題解決や取組みの姿勢を習慣にすることで、不平不満やイライラ、やらされ感から解放されて前向きになるということをお伝えしました。

 自己責任と自己決意の反対は、他者責任と他者強制というもので、他者責任と他者強制に生きていると、一時は責任逃れで気持ちが楽になりますが、問題解決もせず嫌々仕事をすることになるのでストレスが溜まります。

 仕事のパフォーマンスも当然ですが低下してしまうのが、他者責任と他者強制の姿勢です。


 3つの考え方は、『感謝・利他・植福』で、自らを通じてお役立ちしていく思考習慣で、受け取っている有難いコト(良いコト)に目を向けることで、心の状態が好ましいものになります。

 その心の状態で、利他というお役立ちと、自らの行動を福を植えるものに変えていくことで、お役に立っていく考え方の思考習慣が身につきます。

 今回は、火種人材の姿勢と考え方で目標達成していく為に、具体的な行動で結果を生みだしていくクセづけの内容になります。

 どんなに良い話を聞いたとしても、行動に落し込まれないものはカタチになっていきません。

 カタチにならないということは、目指す結果が生みだせないものになってしまいます。

 感謝力を高めよう!

 利他力を高めよう!

 植福力を高めよう!

 良い話を聞いたで終わるのではなく、この力を高める行動が必須です。



 ポイントは2つです。

 “価値グセ”と“勝ちグセ”で、お役立ちの結果を自らの力で生み出すものであり、更に、粘り強く積極的な人材を育成するものになります。

 2つの姿勢と3つの考え方を土台にして、“コト視点の価値づくり4ステップ”を活用して可能性のある仮説を立てて挑戦していくものになります。

 これらを実践していくと、いろんな力が同時に養われていきます。

 説明は省きますが、同時に養われる力は『価値思考・仮説思考・可能思考・論理思考・全体思考・ゴール逆算思考・達成力・顧客志向・思いやり力』などです。



 まず、“価値グセ”から説明します。

 コト視点の価値づくり4ステップのフレームワーク(価値づくり思考の枠組み)のおさらいになりますが、日常から価値に焦点を当てた思考のクセが価値グセを作るものになります。


(コト視点の価値づくり4ステップ)

1.コンセプトや気持ち(相手の)

 お客様や相手、仕事の仲間にどんな気持ちになって欲しいかというゴールを設定します。

 このゴールによって、届ける体験と価値が変わり、自らの行動も変えることができるものになります。

 嬉しい・楽しい・面白い・有難い・ワクワク・・・・状況によって適切なゴールを想い描きます。


2.体験(コト)を考える(相手の体験)

 1を『楽しい』というゴールにしたとします。

 相手が家族であれば、相手の立場でこの体験(コト)を考えます。

 例えば、「自分の話しをニコニコしながら聞いてくれた」、「凄いね!と言いながら笑って話しを聞いてくれた」などの体験が想像できます。


3.その体験(コト)による価値を考える(相手の価値)

 話をニコニコしながら聞いてくれたときは『嬉しい』というゴールになる可能性を感じます。

 体験とゴールの間の価値を感じるから、『嬉しい』気持ちになるのですが、どんな価値が届いたらそうなるのか。

 ここが独自で4ステップをやろうとしても難しいものですが、慣れれば簡単に価値グセの価値思考が身につきます。

 「ニコニコしながら聞いてくれた」というのは、『自分を受け入れてくれている・大事にしてくれている」などで、「凄いね!と言いながら笑って話しを聞いてくれた」というのは、共感や味方という価値が届きます。


4.ゴールを目指した体験と価値を届ける具体的な行動を考える

 話を聞くときは8:2のルールで、相手の話しを8割聞く。

 楽しい会話の時には、相づちをする。

 ニコニコしながら話を聞く。

 自分なりの行動ルールを作ります。



 これがコト視点の価値づくり4ステップ思考技術ですが、この4ステップが身についてくると、自分の行動に価値を届ける可能性を感じるようになります。

 価値が明確になると、成功(ゴール達成)の可能性も感じます。

 可能性を感じるからこそ、上手くいかなかったとしても粘り強く改善して再度挑戦していけるものになります。

 意味も分からずやるというのは、価値グセが身についた後の能力になります。

 価値が明確にならなくても、良さそうだと感じたらやれる能力で、行動によって価値を見い出す方法になります。



 次に“勝ちグセ”です。

 “価値グセ”の思考は、成功確率も高めます。

 先ほどの4ステップで決めた行動をすることで、相手が『嬉しい』気持ちになってくれたとしたら、それは自らの力で価値を届けた成功体験になります。

 明るく挨拶するとか、元気に返事をするというのも、しっかりと相手に価値が届きます。

 日常で小さな成功体験が積み重なることが“勝ちグセ”になっていくので、自らの力で主体性を発揮して『目標達成にこだわりプロセスにこだわる』という粘り強い積極的な人材になっていけます。


 このような人材が組織やチームを活性化していきます。

 簡単で無いコトに挑戦していくときは粘り強さが欠かせません。

 さまざまな問題や新たな未来創造に対して、社員が一丸となって取組むには、そうなるための教育が土台に必要です。

 コラムなので細かい点までは書ききれていませんが、人材育成のヒントにして頂ければ幸いです。



 最後はご案内になってしまいますが、『良い人材が育たない』『組織が活性化しない』『リーダーが育たない』・・・・・など。

 明るく元気で前向きで、粘り強く積極的な人材を望むのであれば、そうなるための方法が必要です。

 良い思考を身につけて実践するからこそ、人の在り方や企業の在り方がお客様に届けられます。

 学び思考する技術が人間を高めていきます。

 知識や技術が必要なのは武道でも華道でも書道でも同じことで、心や人間を養う考え方と技が無ければ成り立ちません。

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