第202回『レア企業を目指す』



<今日のポイント>

 お客様にとって特別な存在となるレア企業になるには、

 お客様へのお役立ちである価値提供を他社以上に行うことです。

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 人口減の中で市場縮小が加速するこれからを想定して、今から企業が目指さなければならないことがレア企業というものです。

 今回のコラムでは、レア企業を目指す為には何をしていく必要があるのかを書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 まずはいつも書いていることですが、大切なことなので繰り返し書かせて頂きます。


 企業の存在意義や存在価値、存在理由というものは、お客様に対するお役立ちが出発点です。

 社会をより良くするために、お客様にお役立ちをするから売上という対価が頂けます。


 売上=お役立ち高


 お客様に対するお役立ちは価値提供によって為されます。


 お役立ち=価値提供


 存在意義は、自社を通じた価値提供によって実現させていくものです。


 仕事とは何ぞや?

 難しい問答ではなく、仕事はお客様へのお役立ちである価値提供にフォーカスした活動になります。

 それは直接部門でも間接部門でも、それぞれの役割でお役立ちしていく企業を機能させていくためのものです。

 企業の活動は、人口動態上の人口減や各世代の人口数によって、年齢ごとの消費傾向ボリュームによって変化し続けます。

 上がったり下がったりという傾向があった過去は、団塊世代と団塊ジュニア世代というボリュームゾーンがあったからで、今後の傾向は人口ピラミッド通りの傾向になります。


 例えば、団塊世代の方々が直近5年間で定年退職されました。

 給与所得から年金所得になるということは、消費金額が抑えられるという当たり前のことがおこります。

 今後のことを考えれば、定期的に入るお金でやりくりするという当然の結果です。


 逆に、今後は団塊ジュニア世代の子育てが終了していきます。

 ボリュームゾーンの団塊ジュニア世代の方々が、生活に余裕が生まれる可能性が高まるので、この世代の消費が増えるということが期待できるというものです。


 もちろん、代替産業や新たな技術によって起こる企業や消費もありますし、一気に無くなる事業もあるので単純なことではありませんが、いずれにしても変化してレア企業を目指さなければ企業を存続させることが難しい時代です。


 どんな時代になっても必要とされる企業を目指す!

 レア企業を目指すからこそ実現していけます。



 さて、レア企業を目指すには何をしていけばいいのか?

 お客様から選ばれる存在、他社よりも特別な存在となるには、そうなるための『価値提供レベル』を高めていく必要があります。

 一つの事業内容であったとしても、圧倒的な価値量と価値力を高めることです。


“挨拶一つでも価値を感じるものにする”

“電話応対した後に、お客様がこの担当者とまた話したいと思う価値提供”

“この会社に任せておけば安心できるという価値提供”

“建設現場でいろんな会社を入れるが、この会社は外せないと思われる価値提供”


 とにかく、お客様や相手に届く価値提供にフォーカスしていく仕事に変えていくことです。

 同業他社からも真似されるような存在になるからこそ、業界のイノベーションを起こしていけます。

 業界の常識を塗り替えるのは、新たな価値提供によるお客様支持によるものです。

 レア企業を目指せないダメになる企業は、お客様第一主義やお客様の価値にフォーカスすることを忘れて、自分の立場を守ること、上司の顔色を伺う、上司が自分の優越感を満たす、社内での失敗をしたがらない・・・・という内向きになってしまう企業です。

 これは栄枯盛衰の理という、古典などに書かれているものを知っていれば回避できるものですが・・・・・。

 レア企業になるためには、

 ①価値にフォーカスした活動で『価値量と価値力』を高めること。

 そして、

 ②『内向きの組織をお客様という外向きの組織に変えること』

 この2点です。


 ①をやろうとすれば、②の内向き人材の抵抗が始まります。

 私がお手伝いするときは、②の人材を排除せずに、同時に①と②の変革を進める方法で行います。

 ①を実現させないと、レア企業にはなれませんから。


 やるべきことは明確です。

 どんなコトで、どんな価値を届けるかをリストアップして、今から着手していくことです。

 業界や業種によって時期のずれはありますが、団塊ジュニア世代の定年退職という大きな消費縮小という未来は想定されています。

 それまでに、レア企業になっておかなければ・・・・・


 すべての会社がレア企業になって、世界に打って出ても良いと思います。

 変革のチャンスは気付いた時です。




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