第201回『新たな成果を生み出す人』



<今日のポイント>

 自己保身から失敗を恐れ、挑戦しない人材がリーダーであれば組織はあっという間に停滞していきます。

 新たな好ましい成果を生み出す人材は、事例もない中で価値にフォーカスして挑戦していく人です。

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 成熟後期と衰退期の成功確率は、成長後期から成熟前期の成功確率よりもはるかに低下します。

 すでに認知が広がった価値は、普通の価値であって選ばれるだけのパワーがある差別化価値とは言えなくなります。

 その段階で、「結果はでるのか?・他社の成功事例は?・誰が責任を取るのか?」と自己保身が先立つリーダーがいる企業はどんどん衰退していきます。

 今回のコラムでは、これから新たな好ましい成果を生み出す!そんなことに挑戦しようとする方々のために書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 衰退期を迎えている業界や企業が抱えている問題の一つに、新たな答えを生み出す活動が起こらない風土になっているというものがあります。

 ①「他社での成功事例は?」

 ②「これをやってどんな結果が約束できるの?」

 ③「金を払っているんだから結果を出せよ」

 このような会話が起こっている場合は、すでに新たな答えを生み出すことができていない可能性があります。


 「他社での成功事例は?」というのは参考にしてもいいのですが、成功事例を作った企業は成功事例が無い中での挑戦や、他業界からヒントを得て改善や工夫をする風土があります。

 そんな中で、『新たな答えを自ら生み出す』という結果を作っています。


 成功事例を知りたいのは何のためか?

 失敗したくない自己保身のためなのか、ヒントを得るためのものなのか。

 可能性を感じるのであれば、まずは自ら挑戦する気概で取り組まなければ成功までのプロセスを作れません。


 「これをやってどんな結果が約束できるのか?」ということを当たり前のように言うリーダーがいたとしたら、自らを省みる必要があります。

 企業で結果を出すことが求められるのは誰なのか?

 お客様にお役立ちすることが企業の役割であり、そこで働く人はその役割を担っているわけです。

 立場が上がれば上がるほど、部下には言えない言葉になります。

 そもそも、結果の約束なんて人間にできるものなのか?

 電車でも飛行機でも事故がないように可能性を高めることはできても、絶対という約束は無理な話です。


 そして、「金を払っているから結果を出せ」という傲慢な態度も同様です。

 いろんな関連会社が、それぞれにお役立ちと価値によってお金をいただいていることは確かなことですが、自社の結果を出すのは自社の役割です。

 自社の役割を放棄してしまったら・・・・・「あなたは必要がない存在」としか言いようがありません。


 ちょっと厳しい視点で書かせていただいたのですが、このコラムは“お客様から選ばれるための価値づくり”がテーマです。

 コラムをお読みの皆様は、新たな価値を自ら生み出し、好ましい成果を生み出していくことを目指されている方だと思いますので、価値を生み出せない思考について触れさせていただきました。



 末娘が一輪車を繰り返し練習して乗れるようになりました。

 結果を生み出すのはサポートする私ではありません。

 末娘が失敗を繰り返しながら上手くいく方法を身につけ、上手く乗れるようになるまで工場を辞めなかったからです。

 教え方が悪い・もっと優しく丁寧に教えてくれれば・説明の仕方が悪い・・・・・

 人のせいにしている限りは、新たな成果を生み出せない人になってしまいます。


 衰退期は人口動態の影響という外部環境要因もありますが、効率と効果ばかりを追い求めて自社の業界が持つ価値を捨ててしまったという背景もあります。

 捨てられた価値を支持していたお客様は離反します。

 そして、衰退が加速していきます。


 この流れを企業断ち切るには、新たな成果につながる価値という可能性に挑戦していく必要があります。

 自社で成果を生み出していく挑戦と、工夫&改善の連続です。

 なんでもやればいいということではありません。

 お客様を増やすための“価値”にフォーカスして、その価値が受け入れられるかを改善しながら挑戦していくことです。

 そして、可能性や小さな成果が生まれたものは、結果にこだわりプロセスにもこだわって向上していく。


 『新たな成果を生み出す人』は、自ら可能性に挑戦する人です。

 そして、自ら結果を作り出していく人です。


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