第20話『躍進するコツ』



企業が『躍進するコツ』は、

時勢を捉えて、目指すものを明確にし、試行錯誤しながら行動すること。

「何、当たり前のこと言ってんの?」

そうです!当たり前のことです。


売上10億の会社が、11億を目指すとしたら、現状の延長で可能かもしれません。

しかし、売上10億の会社が、200億を目指すとしたら、現状のやり方とはガラッと変えた視点が必要です。

今、ポケベルを売ろうとしても、そのような時勢ではないので売れません。ポケベルは売れなくても、その技術は今も活かされているかもしれませんが。

時代背景や時勢というのは、春夏秋冬と同じで、秋の収穫は春の準備にかかっています。

植えた分よりも多くの収穫はありません。

目指すものは、売上の数値目標と理想像(どんな状態になっているか)があります。

そして、上手くいく方法ではなく、目標や理想像を実現するための可能性を感じるものを、試行錯誤しながら実践して、検証して、改善してというエンドレスの取組みをしていきます。

これを一致団結してやり続ける会社は、時勢を見逃さないので、どんどん変化に対応していきます。

今のやり方や、現状をより良く変えようとしない会社は、取り残されて躍進どころか衰退します。


当然のこと。そして、当たり前のこと。

ある企業の経営計画発表会を見て感じたことは、この当たり前のことを全員でやる風土がしっかりと育まれている。というものです。

高い目標を設定すれば、現状は問題・課題だらけになります。

これが、自ら問題・課題を生み出す方法です。

問題というのは、悪いものではありません。変化が起これば、変化を生み出そうとすれば、現状は解決していないので問題だらけになるはずです。

こちらの会社の経営計画発表会そのものも、進化し続けているとのことでした。

もちろん、会社も進化し続けています。

新たな目標を設定して、目標を達成する新しい『和』するコト(より高いレベルで調和するコト)を生み出す活動。そして、それを達成させようとする意欲。

そして、一緒に取組む仲間への感謝。

躍進という結果を生み出すには、その結果を生み出すためのコト生みが無ければなりません。

お客様に好ましいコトや体験を生み出す風土と習慣を持った組織は強いです。

正解を探して動かない企業は、いずれ衰退します。

『顧客体験価値』創造戦略というのは、お客様が手に入れる体験という価値を先にイメージする所から始まります。

それが素晴らしいコトであれば、それに合った商品やサービスを生み出すことを考える。
それ以前に、今ある商品やサービスで、どのようなコトを生み出せるかの発想で、いきなり売れ出すものもあります。

『躍進するコツ』

お客様は、どんな体験を手に入れることができるのか?
それは、他社よりも優れた体験か?

この視点がヒントになります。


『顧客体験価値』創造戦略(コト生み戦略)は、業績向上の視点だけでなく、人材育成も同じ考え方で実施できるものです。