第187話『差別化に欠かせない技術』



<今日のポイント>

 他社と同じレベルでは、最終的な判断は損得になり価格競争となります。

 他社からも評価され、お客様からも差が区別できるレベルの技術や強みがあるからこそ選ばれる存在になっていけます。
 
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 市場が飽和状態や衰退状態になっても残っていく会社は、市場競争が激しくなる以前から他社からも「あそこは凄い」と評価され、お客様からも他社との違いが区別できる(差別化)レベルを目指して実現しています。

 今回のコラムでは、同業他社も唸るようなレベルを目指すには、行動による技術とお客様を喜ばせる思考技術が欠かせないということを書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 『あの会社は凄い!』と同業他社からも評価される会社は、どのような業界でも存在しています。

 そのような会社は、現状に満足することなく、お客様に喜んで頂くための技術を磨き続けています。

 サービス業でも同じことで、お客様を喜ばせたいという思いを形にしていくのは行動であり、喜ばせるための行動は『技』を磨かなければ他社を圧倒するような技術にはなっていきません。

 素材を活かしてお客様に喜んで頂く料理を作るにも、『技』を磨くことが重要です。

 回転寿司であったとしても、よりおいしく提供する為の技術を高めています。

 モノやサービスを売ることも、お客様が『欲しい』と感じるまでのプロセスを実行する技術があります。

 熱意や考え方というものが重要だということは大前提ですが、その熱意や考え方を具現化していくものは、どこまで行っても行動と技術になります。

 今日のテーマである『差別化に欠かせない技術』は業種によってさまざまですが、自社が時間をかけて磨いてきた技術で他社が簡単に真似できないレベルのものや、お客様から見て圧倒的に差別化(差を区別できる高いレベル)されたものが無ければ、選ばれる理由を失いことになります。


 どんな小さなことでも差別化されたレベルを目指すためには、『行動による技術』と『思考による技術』を磨いていく必要があります。


 行動による技術とは、モノづくりでもコトづくり(体験価値)でも、お客様に喜んで頂くには望むものを期待以上で届ける技術が必要です。

 コトづくりにおいて、一緒に居て楽しい人もいれば、人の悪口ばかり言って気分が悪くなる人もいます。

 話す言葉の内容やトーンによって、それを相手は体験として受け取ります。

 良いコトであれば楽しくなるし、不愉快なコトであれば気分が悪くなります。

 どちらも行動としての『技』を、本人が意識しているかいないかは別として発せられています。

 どんなレベルで、どんな『技』を磨いていくかを目指さなければ『技』は磨けません。

 接客一つでも、お客様を惹きつける『技』を持っている人もいれば、不愉快にさせる『技』しか持っていない人もいます。

 モノでもコトでも、それを実現するのは『技』という行動であり、他社と同じレベルであれば圧倒的に選ばれる存在にはなれません。


 次に『思考による技術』です。

 簡単に言うと考え方というものですが、ここではお客様から出発した思考技術というものです。

 私が提唱しているものでは、コト視点の価値づくり4ステップがあり、お客様に喜んで頂くための『行動』を考える上で、徹底的にお客様視点を外さないで考えていくステップがあります。

 昔の人は「人様のお役に立つ人間になりなさい」と子供に教えてくれました。

 これも思考技術の土台になるものです。

 常に『人の役に立つには』という思考技術によって、行動という技の磨き方を考えるものです。

 ビジネスは『お客様へのお役立ち』です。

 お役立ちは、『お客様にとっての価値提供』によって為されます。

 その結果、自社を選んで頂ければ『売上』としてお金を頂けます。

 よって、『売上=お役立ち=価値提供』であり、とにかく差別化して自社を選んでもらうには、お役立ちして価値提供していくための思考技術と、それを実現する行動による技術が必要といものです。


 今回のコラムは差別化に欠かせない技術の考え方でしたが、どんな業界であったとしても規模以外で圧倒的な他社との違いとなる差別化された強みを作ることはできます。

 答えはすぐにでるものではありません。

 すぐに思いつくようなものは、他社もすぐに真似できます。

 とにかくお客様視点で考える思考技術で、可能不可能を考えずに提供できる価値を考えてみる。

 自社も難しく、他社にも難しいものが見つかればチャンスです。

 磨かなければならない『技』が見つかれば、他を圧倒するものとなっていきます。


 飛行機だって今は当たり前ですが、不可能を可能にしてきた偉人の結果です。

 携帯だって同じことです。


 『行動による技術と、思考による技術』

 どちらも磨くからこそ、できない・無理・難しいと考えている人たちを圧倒していけます。




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