第173話『コト視点の教育でチームワークを高める』



<今日のポイント>

 お客様の体験価値を考えるのも、職場の仲間の体験価値を考えるのも同じことです。

 チームワークを良くするには、自然とチームワークが良くなる仕組みを取り入れる必要があります。

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 チームワークを良くしようと言いながら、良くするための具体的な取組みがなければ気持ちや掛け声だけで終わってしまいます。

 今回のコラムでは、お客様に価値を届ける思考技術をチームワークを高めるために活用する方法を書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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「チームワークを高めるためにはどんなことが必要ですか?」

 このような質問に対して、『気遣い』『思いやり』『相手を知る』『お互いを意識する』・・・・といった答えが出てきます。

 どれも正解であり、それぞれがチームワークを高めるために必要なことですが、正解を知りながらチームワークが良くならなかったり協力し合う組織にならないのはどうしてなのかという点が課題となります。

 お互いが協力し合うことでどんなコトが生みだせるか?

 サポートし合うので仕事の作業効率が高まることや、空き時間をお互いに有効活用できたり、得意なことと苦手なことでサポートすれば自分一人ではできないことまで成し遂げられていきます。

 それぞれが自分の役割をこなすために能力を高めつつ、他の人に自分の時間を使って協力し合えるチームというのは、誰か一人の協力的な意識だけでは成り立ちません。

 お互いが同じ考え方を共有して、お互いに相互支援していく必要があります。

 例えとしてよく使うのがオーケストラの演奏です。

 プロのオーケストラ演奏では、自分の楽器という役割を最高のレベルを目指して技術を磨きますが、それぞれが自分勝手に演奏していたとしたら、その素晴らしい技術も活かされません。

 一つの曲をそれぞれがお互いにタイミングや感情を込め、他の楽器との調和を意識して演奏するからこそ、一つの楽器では成し遂げられない素晴らしい演奏になります。


 企業経営も同じことで、同じ目的と目標に向かってそれぞれが役割をこなしつつ、他の人のサポートをしていくからこそ良い経営が成し遂げられます。

 お互いがお互いに心を寄せて、同じ目標に向かって積極的に取組んでいく。


 これを人材の意識ややる気に依存するのではなく、まずは組織のルールや仕組みとして具体的な活動に置き換える必要があります。


 簡単なルールとしては、サポートの声掛けをお互いがし合うというものがあります。

 「何か手伝う事ありますか?」

 たったこれだけのことでも、この一言が相手には嬉しい気持ちになる体験価値を届けます。

 この一言は、相手を知ることにもつながり、これを言うときには相手に自然と心が寄せられるものになります。


 意識を高めるとかやる気を出すという正論を振りかざしても人は動きません。

 その正論も大事なことですが、自然とその正論に向かう為の仕組みやルールというやり方が無ければ、正論が空論に変わってしまいます。


 お客様に対する価値提供も、どんなコトで『嬉しい・楽しい』気持ちを生みだすかは、お客様が具体的に体験することから生み出されるものです。

 お客様を喜ばせよう!といくら掛け声をかけたとしても、具体的な行動になっていないものは気合だけで終わってしまいます。


 チームワークも同じことで、チームワークが高まる『技』というものをみんなで磨いていかなければ、協力し合う組織にはなりません。

 自分の発する『言葉・表情・態度・行動・姿勢』というものが、組織にどんなコトを生みだしているか。

 それが好ましい影響になるものであれば頼りになる存在になっていけます。

 自分が発したものは瞬間的に過去のものになるので本人は忘れてしまうものですが、良いコトも悪いコトも周囲の心にはしっかりと残ってしまいます。

 特に、悪いコトは良いコトの何倍も記憶に残ります。


 自社のお客様にどんな体験価値を提供したいかという考え方と、組織で仲間に対してどんな体験価値を生みだすのかというものは基本的に同じです。

 自然と人材の力を発揮する仕組みやルールがある会社は、新入社員が入ってきてもその風土に感化されて自然と成長する土台がある組織です。




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