第156話『お客様に選ばれる種と仕掛け』


<今日のポイント>

 お客様に選ばれるための『種と仕掛け』が明確になっているからこそ、届けることが可能になり、施策の結果を検証して改善することができます。

 選ばれる理由を働く人が共有しているからこそ、増客活動を意図的に実施できます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 『善因善果・悪因悪果』という言葉があります。

 善い結果は善いきっかけにより、悪い結果は悪いきっかけによる。

 企業は目標達成に向けて、善い結果を生むための『種』をお客様に提供する必要があります。

 チューリップを育てたければ、チューリップの種を植える必要があり、種も植えずに目標達成することはできません。

 今回のコラムでは、『お客様に選ばれる種と仕掛け』として、選ばれる理由と届け方を書いております。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あの人といると、人の悪口やばかり言うし、指摘されれば言い訳ばかりだから、一緒にいると嫌な気分になるんです。」

 逆に、

「あの人といると、楽しくなることや、前向きになれる話が多くて、一緒にいると嬉しかったりやる気がでる気分になります。」

 という日常的な場面があったりします。


 前者の人は、周囲を不快にする種をまき、周囲に嫌な気分というものが実ってしまう。

 後者の人は、周囲を快にする種をまき、周囲に嬉しいややる気が高まる気分というものを実らせる。

 一緒に居て楽しい気持ちになる人は、自然と選ばれていく可能性が高まります。


 これは、人間的な部分の『選ばれる理由』ですが、自社が選ばれるのも何かしらの種と仕掛けによるもの。


 種=価値


 仕掛け=価値を届ける取組み

 マイナスの価値が届けば、マイナスの結果を生み出します。

 プラスの価値が届けば、プラスの結果を生み出します。

 お客様に選ばれる理由である、種(価値)と仕掛け(取組み)が明確になっているからこそ、それを届けることが可能になります。

 店舗型サービス業であれば、自社が提供している商品やサービスというお金を頂くもので、お客様にとっての価値を明確にする必要があるし、店舗の環境や接客というもので、選ばれる価値を付加していく必要もあります。

 このコラムでは何度も『挨拶』を例に上げていますが、挨拶という当たり前で何気なくやっているものでも価値を届けられるもので、思いのほか大きな価値が届けられます。


 挨拶+会話


 これで、お客様が嬉しくなる3つの大きな価値が届けられます。

 ・受け入れられている

 ・自分を知ろうとしてくれている

 ・自分の存在を認めてくれている


 人間的な価値を感じる部分です。

 商品やサービスに関しては、お客様にとってのメリットやベネフィットというものが価値になっていきますが、これも深掘りしていくと店舗型サービス業ではさまざまな価値が見えてきます。

 商品やサービスの軸となる価値

 人間的な部分の軸となる価値


 この2軸に入る価値を明確にして、具体的に届ける仕掛けがあって、初めて選ばれる理由づくりの活動が成り立ちます。

 お客様は価値を手に入れるとどんな気持ちになりますか?

 それは、どんな価値によってですか?

 その価値をお客様はどんな体験を通じて感じますか?

 その体験を提供する為に、どんな活動をしていますか?


 コト視点の価値づくり4ステップの思考法ですが、この問いに答えることで自社が選ばれる理由がいろいろ見えてきます。


 価値という種と、それを届ける仕掛け。

 何気なくやっていることを、意図を持って選ばれる理由に変えていくことが可能です。

 自分たちが選ばれる理由を知らないのに、お客様に届けることはできません。

 自社の選ばれる理由が明確になっていて、その理由は働く人と共有されていますでしょうか?




 「おっ!」と思うようでしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

 動けば新しい何かが起こります。

(お問い合わせ)

 お問い合わせ(こちらから)




『コト視点の価値づくり』が、読むうちに自然と身につくコト生みコラムをメールにて配信しております。(毎週火曜日更新)

 メールアドレスをご登録頂きますと、毎週火曜日の更新時にお知らせメールが届きます。

※ 不定期では御座いますが、ビジネスのヒントになる当社のご案内もお届けしております。

(携帯のアドレスでは届かない場合があるようですのでご容赦ください)