第149話『社内を活性化させるコト視点の価値づくり』


<今日のポイント>

 社内で日常的に起るコトが『不愉快』だらけであれば、組織が活性化されることはありません。

 社内に起るコトで心が『愉快』になる組織は、自然と前向きになり活性化していきます。

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 企業が選ばれる理由をお客様の体験(コト)から考える『コト視点の価値づくり』を社内で応用する方法。

 お客様に対しては、お客様が商品やサービスを“欲しくなる・利用したくなる”価値から始まって、利用することで“嬉しい・楽しい・安心・有難い・助かる”という喜びにつながる体験価値(コトによる価値)。

 同じように、職場の仲間がお互いに“嬉しい・やる気が出る・心がつながる”価値を感じるからこそ、一致団結して積極的で前向きな姿勢が生まれます。

 今回のコラムでは、社内に良い出来事をあふれさせ、働く人の心を『愉快』にしていく方法について書いています。

 前回のコラムで、『愉快と不愉快』のポイントを解説しましたが、今回は愉快になる価値に焦点を当てています。

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 『愉快』と言っても、自分の欲求を満たすことが目的ではありません。

 自分の欲求を満たすことだけが目的の『愉快』な状態は、周囲に対して『不愉快』を届けてしまうケースが多々あります。

 例えば、人の悪口を本人が居ないところで言ったりするのは、本人の為では無く自己優越感という欲求を満たす為にもので、自分を満たしたいという欲求に踊らされていることがあります。

 周囲でそのような話が出ると、同調する人も中にはいるのですが聞いていて『不愉快』な気持ちになります。

 人の批判も同じで、建設的な意見での議論では無く、何でもダメ出しの批判することで自己肯定感を高めることをしています。

 これも周囲を『不愉快』にします。

 何気ない日常の会話かもしれませんが、このようなコトが組織に当たり前のように起ると、組織全体が知らずすらずのうちに『不愉快』が溢れる場になってしまいます。


 自分の発する『言葉・表情・態度・行動・姿勢』というのもが、周囲にどのような影響を及ぼすか?

 コト視点の価値づくり4ステップで価値を考えてみましょう。

 社内の仲間に、『挨拶+一声がけ』でどのような価値が届けられるか?


1.相手の気持ち (目指す相手の気持ち)

・清々しくやる気が高まる


2.相手の体験 (『挨拶+一声かけ』をされた体験)

・明るく元気に挨拶してくれて、「昨日は仕事を手伝ってくれてありがとう!」と言葉をかけてくれた

・上司が先に挨拶してくれて、「今日も新しい事に挑戦しような!」と声をかけてくれた

・みんなが元気な挨拶をするので、場の雰囲気が明るくなった

(仲間とこれをリストアップすると、いろいろ出てきます)


3.その体験で感じる価値

・受け入れてくれている

・大切にしてくれている

・必要としてくれている

・応援してくれている

・気持ちが高まる

・明るい心になる

(価値は言語化されていないものが多々あるので、これらを言語化していきます)


4.相手に体験と価値を届ける具体的な方法

・挨拶のトーンをワンランク上げる

・誰よりも先に明るく元気に挨拶する

・お礼や感謝の一声をかける

・相手がやる気の出る声をかける

(他にもいろいろあります)

 『挨拶+一声がけ』だけでも、自分の『言葉・表情・態度・行動・姿勢』によって組織に『愉快』を増やすことができます。

 事ある毎に、「有難う」を言うことや、有難うを探して伝えるということも、相手の心に『愉快』を生みだします。

 更に、「何か手伝う事ありますか?」や、「上手くいかないことは?」というサポートの言葉も、心をつなぐものになります。

 これは、自分の仕事の役割を、すべての人が『他者のサポートを含む』という共通のルールから始めたりします。

 このようなことで、社内には、『受け入れられている・支えてくれている・大事にしてくれている・分かってくれている』という受容・関心・承認につながる価値が溢れていきます。

 このように、職場が『愉快』になる土台があると、人は前向きになってくるので自然と積極性が高まります。

 人の心が好ましい状態になるからこそ、守って欲しい規律も積極的に協力して守るようになっていきます。


 自分を通じたお役立ちの価値が明確になっているからこそ、やらされ感が無くなり、自分の魅力づくりや仕事のレベルアップの為に『やるべきこと』に変わっていきます。

 相手を『愉快』にすることが自分にとっても『愉快』なことであるからこそ、誇りある行動として感じられるようになるという好循環がおこります。


 企業は常に何の問題もなく右肩上がりで成長するわけではありません。

 時には、『愉快』なんて感じられないほどの困難や苦難が起こります。

 それでも、共に挑戦していく『愉快を届け合う』な仲間がいるからこそ、困難苦難を乗り越えていく積極的な姿勢のある組織になっていけます。

 困難や苦難な状況のときほど、積極性や行動力から生まれる行動量が必要になります。

 強い体質の組織は、心が明るくなる土台を持った組織です。

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