第147話『パチンコ店が“今”取組むべき5つのコト-②』


※前回同様、今回もパチンコ店に特化したコラムを書いていますが、コト視点の価値づくりはどんな場面でも応用可能なものなので、他業種の方もご参考にして頂ければ幸いです。

(パチンコ業界の専門用語が分かりづらいかもしれませんがご容赦ください)


<今日のポイント>

 どんなに素晴らしい仮説を描いても、実行されなければ机上の空論で終わってしまう。

 積極性と行動力で全員が一致団結して動いていくには、目標達成に向けて自らが可能性を感じる具体的なシナリオに落し込むステップが必要になります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 東京都のパチンコ店は、現在進行形の環境変化が昨日(11/2)から起こっています。

 業界全体では機械台性能やベース値などの環境変化へも対応していく必要があります。

 主なクライアント様が東京都なので、この変化を真のチャンスにするために、さまざまな取組みに挑戦して自らが変化することを共に目指さして頂いております。

 困難を忘れるためにチャンスと捉えるのではありません。

 新たなビジョンを目指して、現状の自店を冷静に見つめ、ビジョンと現状のギャップを埋めていく為の具体的な活動に落し込み実践していく。

 具体的に実施するからこそ自ら変化することができ、お客様から新たな評価を得ていくことでチャンスを活かしたことになります。

 今回のコラムは、『パチンコ店が“今”取組むべき5つのコト-②』として、前回の『パチンコ店が“今”取組むべき5つのコト』を具体的な形にしていく為のヒントを掲載しております。

※前回のコラムは、サイトアクセス数が過去最高アクセス記事の2倍あり、通常の3倍のアクセスでした。  

 沢山の方にお読みいただき有難うございました。

ご参考までに、前回のコラムはこちら
第146話【コト生みコラム】『パチンコ店が“今”取組むべき5つのコト』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 自社がコントロールできない外部環境(人口減少・少子高齢化社会・機械性能・法律・・・)に言い訳する理由を求めたらキリがありません。

 いつの時代も変化は起こることであり、その変化に対応して自社も変化していく必要があります。

 成長期や成熟初期の業界であれば、効率を高めたスピードや量による差別化が有効であり、成熟後期には、専門化やオリジナリティ(自社にしかない・自社しかできない)による差別化というものに、差別化の内容が変化していきます。

 (飲食店の流れを想像すれば分かりやすいと思います)

 差別化というのは、あくまでもお客様視点のもので売り手視点ではありません。

 お客様が他との差を区別(識別)できるレベルでより良いものを提供することです。


 衰退期というのは人口減少などや商品が一通り行き渡った状態から起こりますが、ここからの戦略は今までの延長線上で考えられないものになります。

 これが革新(イノベーション)が必要な理由になり、新たな価値創造と成長を目指した戦略にシフトしていくことが求められます。


 理論としては簡単に書けますが、これを実現していく為には『0→1』を形にしていく具体的な方法が必要になります。

 『0→1』は、世の中に無いものを生み出すということもありますが、他業界では既に実施されているもので、自分たちの業界にはないものを行なっても『0→1』になります。

 更に、これからのコンセプトやビジョンを目指す時、自店がやっていないことであれば、自店にとっての『0→1』になります。

 これは、新たな成長サイクルを起こす為の創業期の考え方です。


 今いるお客様を大切にするという延長での活動も大切ですが、同時に『どんな価値を届けられるか?』という根本のコンセプトやビジョンを描いて挑戦していかなければ社会的価値も築いていけなくなります。


 前回のコラム、『パチンコ店が“今”取組むべき5つのコト』を、具体的に形にしていくヒントをお伝えする前に、“5つのコト”を簡単に掲載しておきます。


1.台とお客様のつながり

※「私もやってみたい!」と思うような動機づけの提案をしているか?と、お客様が自分の状況に合わせて遊技するレパートリーを持っているか?です。


2.スタッフとお客様のつながり

※嬉しい・楽しい・安心・ワクワクを作る価値提供が、スタッフを通じて実現できているか?です。


3.お店とお客様のつながり

※お客様にとって、生活の中にあると嬉しい存在になっているか?です。


4.地域とお店(スタッフ)のつながり

※お店の評判は、そのまま口コミの内容になっていきます。地域の人達からどのように見られているか?です。


5.店舗コンセプトとお客様のつながり

 1~4を実行するために重要なものが、お店のコンセプトになります。

 これが活動の出発点になります。

※このコンセプトは、お客様がどのような気持ちになるか?どのような価値を手に入れられるか?というお客様視点で考えたものです。

 どんなお店を目指し、どんな価値があるか?です。


(詳しくは前回のコラムをご覧ください)
第146話【コト生みコラム】『パチンコ店が“今”取組むべき5つのコト』

 “5つのコト”は、決して新しい視点ではありません。多くのお店がすでに実施しているものもあると思いますが、『やっている』という結論は思考停止につながります。

 『やっている』ことが、何を目指して、その目指す成果を生みだしているかが重要であり、新たなコンセプトやビジョンを目指す時には、『やっていること』がコンセプトやビジョンに繋がる価値を生み出せているかを見直す必要があります。


 一般的な思考ステップは、「稼働を上げる」「リピート率〇%アップ」「新規会員獲得〇〇名」という目標から、いきなり『何をやる?』というステップになりがちです。

 新たな挑戦をする場合は、お客様がすでに認識している価値とは別のものに挑戦するということなので、『目標』と『やること』の間に異なるステップを入れる必要があります。


 世の中にある商売でのヒントは、新商品として売り出すものや通販カタログなどが参考になります。

 知らないものを、お客様に欲しいと思ってもらうには、『欲しいと思う価値と、商品を利用した時の体験イメージ』を感じてもらわなければなりません。


 では、どんなステップを間に入れるかといえば、『お客様の体験』と『その体験による価値』です。

①コンセプトorお客様の気持ち
 ↓
②お客様の体験
 ↓
③お客様の価値
 ↓
④自店の具体的な活動

 これが『コト視点の価値づくり4ステップ』です。


 コンセプトやビジョンの実現を目指した新たな活動を考えることだけでなく、お店の仲間と一緒に考えていくと、さまざまなメリットが生まれます。(実際の研修で、短期間で実現できる効果です)

・自然とお客様の立場で考えられる

・仲間との目的や目標の共有

・一体感やコミュニケーション深化

・相互学習による加速学習効果

・自分たちが価値を感じるのでやりがいに変わる

・やりがいを感じるので、積極性が高まる

・人材が明るく前向きになり活発になる

・何の為が明確になるのでやらされ感が無くなる

・具体的な考え方が分かるので、主体的に行動する人が増える

・活動的で挑戦と行動量が圧倒的に増える


 余談になりましたが、このようなことがシンプルな4ステップの考え方によって、自分たちの仕事による価値が明確になり実感できるからこそ、新たな取組みの活動が加速していきます。

 本題に戻りまして、

 『お客様と台のつながり』を作るのに、玉を出すとか出玉性能をアピールするだけでは、それを好むお客様しかつながりが作れません。

 どんな価値を感じてもらうと、「打ってみたい」という気持ちになるか?で、価値には『短い時間でも期待しながら勝負できる』とか、『台選びの方法を知って勝率アップを感じた』とかがあります。

 その価値を感じるときは、どんな体験をした時か?は、『スタッフが自分の遊び方に適切な台を教えてくれた』とか、『台選びのコツを教えてくれた』などが体験になります。


 『コンセプト(気持ち)・体験・価値』が明確になれば、具体的な方法は簡単に考えられます。

 どんな体験と価値で、どんな気持ちになって欲しいかが明確になって、初めて具体的な方法が考えられます。

 その結果、その価値が届いて『嬉しい・楽しい・ワクワク』などの気持ちとしてお客様の心が動くから、リピート率が上がったり、客滞率があがったりという目標が達成されていきます。

 “5つのコト”それぞれで考えていくと大量のワークと価値づくりになります。

 お客様の価値視点で4ステップを考えられるスタッフが多ければ、大量の課題も短期間でこなせていけるので、お店の新たなビジョンを目指す活動もどんどん加速していきます。


 ぜひ、業界の現状打破や自店の新たなビジョンを目指していく為にもチャレンジしてみて下さい。

 「おっ!」と思うようでしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

 動けば新しい何かが起こります。

(お問い合わせ)

 お問い合わせ(こちらから)




『コト視点の価値づくり』が、読むうちに自然と身につくコト生みコラムをメールにて配信しております。(毎週火曜日更新)

 メールアドレスをご登録頂きますと、毎週火曜日の更新時にお知らせメールが届きます。

※ 不定期では御座いますが、ビジネスのヒントになる当社のご案内もお届けしております。

(携帯のアドレスでは届かない場合があるようですのでご容赦ください)