第14話『大切にすることから、コトが生み出される』



組織が大切にするコトが、どんな組織、または会社になるかを決めてしまいます。

怖いことです。

組織と書きましたが、そこで働く人たちの個々が何を目的にしているかです。

「うちの会社にはビジョンも理念もあるから大丈夫」ということはありません。

お客様第一と言っている会社は沢山ありますが、実現していない会社も沢山あります。
お客様第一の会社を目指す上で、どのような状態がお客様第一になっているかという『コト生み』のゴールが必要です。

それが無く、自己の利権や保身を大切にする人たちが多い組織は、本来の企業が担う役割を大切にしないので、業績は下降線をたどります。

会社に行って、社会の中での企業の役割を大切にするはずが、自分のことしか考えていない仕事をすれば、ダメになるのは当然です。


何が怖いかというと、本来の目的が浸透していなければ、個々の勝手な目的が優先するのが当然だからです。

なぜかって?

人は感情があり、自分が一番大切だからです。(普通は)


業績を伸ばしたい!良い会社を作りたい!と思うのも当然です。

世の中のお役立ちをして、より良い企業を目指すことは、世の中を良くすることです。

企業は、自らの商品やサービスを通じて、社会へのお役立ちを目指すことが当たり前。

しかし、業績も良い会社も、何かを大切にして行った結果です。

目的は何なのか?何を大切にするのか?

これを組織で共有せずに、いつの間にか業績という数字が目的化していきます。

数字は目的ではありません。目標です。そして通知表です。

この結果を生み出したものは何か?
お客様が素晴らしいと感じる『顧客体験価値』を、商品やサービスを通じて提供できた結果かもしれません。

これが組織が大切にするコトから、お客様に生み出されるコトになります。

ダラダラ仕事をする人が多いという問題は、どんな大切なコトが足りないのか?

言い訳ばかりする人が多ければ、どんな大切なコトが足りないのか?


昨今の、アルバイト店員が冷蔵庫や、商品ケースの中に入って写真を撮る問題というのは、おそらく昔からあります。

ただ、昔は表に出なかったが今は、各自が情報発信するメディアを持っています。

拡声器を個々が持っている状態です。(ちょっとしたコトが、大きく広がる)

仕事の作業と同時に、大切なコトをどのように教育するか?

〇〇〇社の人間として、どのような人材になるかは、何を大切にするかによって生み出されるコトが変わります。


『顧客体験価値』創造戦略(コト生み戦略)は、業績向上の視点だけでなく、人材育成も同じ考え方で実施できるものです。