第136話『目指す成果を生む行動スピードと挑戦量』


<今日のポイント>

 強い組織は小さな可能性にどんどん挑戦して、弱い組織は最良を探し続けて行動しない。
 行動スピードと挑戦量による繰り返しの仕組みによって、価値を生み出す力を持った組織をつくる。




 小学1年の末娘が、毎日の宿題で足し算と引き算の計算カードをやっています。

 時間の目標をつくって挑戦しますが、初めはなかなか上手くいきません。

 毎日コツコツとやっていたら、いつの間にか目標を達成して最近はスラスラと解けるようになってきました。


 目指す成果を得るには、実践が必要です。

 そして、一回の挑戦でいきなり完璧な状態を作ることは現実的に不可能です。

 しかし、そのプロセスを無視して簡単に上手くいく方法を望みがちです。


 目標達成や目指す成果を得るには、コツコツのプロセスを仕組み化することが強い組織になる一つのポイントになります。

 今回のコラムは、目指す成果を生みだす組織体質になるための視点です。




 目標を達成するには、基本的な6つのポイントがあります。

1.目標がある

2.心を込める(集中する)

3.行動する

4.検証する

5.改善する

6.繰り返す


 企業活動においては、時代の背景に影響されるので、常に変化が求められます。

 企業の役割は『お客様への価値創造』で、新たな価値を創造して提供していくための変化が求められます。

 変化していく必要性は誰もが知っていることですが、『どのようにして変化していくか』というプロセスが共有されていないことがあります。

 変化の仕方や進歩の仕方を持つ組織と、持たない組織では目標達成活動に差が生まれます。


 計算カードであれば算数の答えは常に同じなので、目標時間に向けたスピードアップでいいのですが、企業はお客様の答え(価値)が絶えず変化していくので、新たな答え(価値)を生み出す活動が重要になります。


 価値提供によって目標達成を目指すのが企業の役割なので、『良いものを探す』という考え方が出発点になりますが、『良いものを生み出す』には上記の6つのプロセスを繰り返す必要があります。

 そして、上記の6つの中で鍵になるのが『3.行動+スピード』と『6.繰り返す+挑戦量』になっていきます。


 行動しなければいつまでたっても進みません。

 そして、一発で上手くいく可能性が低いのであれば、挑戦量によって答え(価値)を探す必要があります。

 ターゲットのお客様にどのような価値提供をすると喜ばれるのかは、事前に価値づくりの思考技術で想定していきますが、ここで生み小さくても可能性を感じる場合は、とにかく挑戦量を増やしていくことで何かしらの結果が生み出され、改善によって精度を高めていけます。


 ヒットもホームランも打席に立たなければ生み出せません。

 企業でのヒットは、普段から可能性に挑戦する組織風土があるからこそ生み出されるものです。

 価値提供の行動スピードと挑戦量が仕組み化されることで、働く人の価値提供マインドが高まっていきます。


 『どのようにして変化していくのか』という変化の仕方では、一発逆転を探し求めてなかなか行動しない組織よりも、可能性に挑戦して小さな成果を生みだす組織の方が目標達成確率が高まります。

 進歩発展という変化を企業に定着させるには、変化するためのプロセスが一つのポイントになります。




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