第10話『笑顔の写真とメッセージ』


野菜の包装に、生産者の方の写真がついているものを見たいことがあると思います。

珍しいものではありませんが、それを見てどのように感じますか?

どのように感じたかが、まさに“コト生み”です。

買いたくなれば、その写真はお客様に何かしらの好ましい感情を生み出しています。
逆に、不愉快になれば、購入にはつながらない好ましくない感情を生み出していることになります。

あるスーパーで見た写真とメッセージが、とても好感が持てました。
(農家の方が笑顔で写っている写真が好きなので、基本的には好感を持ってしまうのですが)

年配の方が農作業の服を着て笑顔で写っていました。

そして、「大切に育てました」という一言です。

ただ単に、値段をつけて並んでいる野菜に対する感情と、この「大切に育てました」の一言があるものとでは、受け取るものが全然違います。

なんか・・・とても愛情を感じました。

他の野菜よりも少し値段は高かったのですが(それでも、たしか20~30円くらいだったと思います)、愛情を感じた方を選んで買いました。

安全・品質・農薬レベルなど、同じであれば安い方が良いです。

ただ、このあたりのことは素人なので、売り手(スーパー)を信用するしかありません。

輸入商品は、安くても不安があれば(不安というコト生みが発生している状態)買いません。

不安を解消してくれるコト生みが為されていれば、買うかもしれませんが。

笑顔の写真と「大切に育てました」というメッセージ。

妻の実家が農家で、義理のお父さんの姿を思い出して、なんだか心温まるものがあります。

日本の農家を、もっともっと応援したいです。(応援するということは、国産を買うことですね)


『顧客体験価値』創造戦略(コト生み戦略)は、業績向上の視点だけでなく、人材育成も同じ考え方で実施できるものです。